1年分のボーナスを支給前に全部使ってしまった

Lappet-faced vulture (Torgos tracheliotus), South Africa
買い方の話

2020年9月以来の投資1千万円也

私の勤め人としての賞与は年1回であるが、
支給される前に全部使ってしまった。
それどころか、
賞与だけでは足りず、借金までしてしまう。
まだ、満額買付をしただけの状態なので、
買えるかどうかはわからない。

自宅から徒歩15分の場所に、
1,000万円の築古戸建(再建築不可)である。

とにかく自宅から近いというのが今回の決め手だ。
現状月11万円で賃貸中のオーナーチェンジである。
ちょっと賃料は高い気がする。

9万円だと即貸せる印象の戸建だ。
前のオーナーが内装をしっかり手を入れているので、
当分修繕の必要はなさそうだ。

国立大学が近く、JRの駅も徒歩9分だ。
駐車場はないが、このエリアならば駐車場がなくてもいいし、
どうしても必要な人は近隣で借りることもできる。

公示地価では㎡20万円。
坪60万円ってところだ。
25坪ってところなので、単純な土地値としては1500万円ってとこだろう。
再建築不可なのだが、隣地を1つでも買えれば大化けする土地である。
千葉市は私が地方豪族化を進める上で拠点とする場所と定めている。

千葉駅から23区内を中心にシコシコ買い進める方針だ。

バックファイナンス1千万円、関西みらい銀行

手持ちのキャッシュをすべて吐き出してしまう。
何もしないとクレジットカードの引き落としも危ない水準まで現預金残高が落ちてしまう予定だ。

税務署公認の高給取りなのに、世にも恥ずかしい口座残高になってしまう。
そこで、私はバックファイナンスとして関西みらい銀行から1,000万円調達するべく
同時に動いている。
金利は3.9%だ。保証がセゾンファンデックスなので、
まあノンバンク借入みたいなものである。

バックファイナンス的ではあるものの、購入物件は担保に取られない。
西早稲田の1号物件のマンションの2番抵当で今仮審査が通っている状態である。
これまでは現預金が余っていたらすべて繰り上げ返済をしていたのだが、
もう40代も半ばを過ぎているので、
せめてキャッシュは1,000万円程度持ちながら運用していきたいと思っている。

けして私は洗練された投資家ではない。
楽待ちや、健美家に掲載されるような物件は大体業者が付き合いのある人に売れずに、
広告費を払ってでも売りたい物件であると人は言う。
だが、それを拾うだけでも私はいいと思っている。

私は専業の不動産業者ではない。
大家だけで食っている専業不動産大家でもない。
まだまだ勤め人としてバリバリやらないといけない身分である。

ソコソコの利益率で回せていればいいのである。
専業で食っている人は毎日8時間、毎週毎月働いているのだ。
その苦労に応じて利益を出さねばならない。

勤め人大家の収益率などネット利回りで10%も出せれば十分だ。

利回り10%だとしても、調達金利3.9%との差額、6.1%の差を取れるわけだ。
一向にかまわない。

株式投資で6%と大家でグロス10%

株式市場もにぎわっているようだ。
日経平均も4万円を目指して回復してきていて、
株式投資家界隈もにぎわっている。

確かに株式投資もいいと思う。
しかしだな。

株式投資は投機行為であるが、
大家業は実業である。
借入が使えるし、接待交際費も経費になる。
携帯もPCも設備投資になるのだが、
株式投資はならないはずだ。

その意味で、まだ若い、アクティブな40代の副業としては、
まだまだ大家業が望ましい。
借入もしない、接待交際費もいらない、70代になったら、
ガッチガチの企業(三菱など)の株式投資家に切り替えてもいいかもしれないが、
まだ40代からそんな老人がやるような投資で、
少ない元金を運用しても仕方がないと思う。

まあ、私が70歳になってしまうと、
今度は息子達がバリバリの現役世代になる。
世代をつないで事業をやっていく上で、
大家業はずっと続けていくビジネスになるだろう。

例えるなら大家業の収入は毎月の給料みたいなものである。
他にもビジネスやら勤め人などの本業を走らせつつ、
それを補完するようにジワジワと拡大させるのが一番しっくり来る。

今回の借入で、総負債額は9,000万円まで増えてしまうが、
まだまだ私は40代。
9,000万円程度はどうってことない。

今後も余剰資金は不動産に変え、
クダラナイこと(華美な自宅、外車など)には金を流さないように気を付けたいと思ふ。

つづく