(転職)他の会社に行った方が全然活躍できますので!

働き方

お前なんかよその会社にいっても使えねぇよ!

という脅し。
私も過去受けたことがある。

そっくりそのまま言葉をお返ししたいヤツがたくさんいた。
さて、
そんな上司S、都市銀行出身で私の1社目の会社の上司だったが、
コイツはそんな男だった。
まあ、住友銀行出身で、大学もSMART程度だから、
恐らく勢いだけでやってきたタイプだった。
頭脳派ではない。

銀行の統廃合で外に出されたタイプのような気もするが、
まだ若いのになぜ?と、思っていたが、
パワハラ気質であった。
まあ、こんなものかな。
と、思って従ってはいたものの、
色々あって転職することにした。
別にこの上司が嫌で辞めたと言うわけでもないが、
女子社員と色々あったり、この会社にこれ以上時間を使うのが嫌だなと
まあそんな感じであったが、
この上司Sにはまさにこれを言われた。

「お前なんかどこ行っても使えねえよ」
というヤツだ。

それを言った上司Sはどうなったかと言うと、
勤務先に不満を持っていた同僚連中と独立。
独立後の会社でカラ出張、おさぼりを繰り返して懲戒解雇となった。

動きがザコである。
ザコの動き方だ。
カラ出張もアホがやることだろう。
そもそもカラ出張も、少しだけ中身が入っていればいいわけで、
嘘やゼロにしなければいいのだ。

遠くに行く割には面談が1件とか。
翌日また近くに出張だから一泊するとか。
なんとでもできる。

独立した会社は当然のように赤字となり、身売りを繰り返し、
最期は吸収合併された。

長く働いていると、よその会社では使えないんじゃないか?
と、思ってしまうが、
大丈夫だ。
それなりの会社には入れる。
今は社会全体の労働力が足りない。

勤め先を退職していった人々

皆、普通に会社員をやっている。
全く困った様子はない。

所詮勤め人なんて商売は、1つの会社でしか通用しないなんてことはない。
日本語を話すことができて、四則演算ができれば、問題ない。
むしろ退職していった人の方がキャリアアップ()を果たしていることもある。

40代で転職なんて面倒なことは今のところするつもりはないが、
あまりに理不尽なことが積み重なった場合には遠慮なく転職した方が良い。
私も、もうこれ以上業務を引き受けることは拒否する。

放っておくとアレもコレもと、どんどん仕事を押し付けてくる。
信じられないボリュームで、である。
かと言って、皆忙しいのだろうな…
と、思っていると、天才上司君やらロンダリング上司君は在宅勤務をしていたり、
子供の相手をするからと言って有給休暇をエンジョイしているのだ。

しかしだな、これが社会の現実である。
理不尽と不公平がデフォルト設定である。
公平やら平等というものは、
そうではないから、声高に叫ばれるのである。

「いい人」と言うのは徹底的に搾取される。
黙っていたら搾取され続けるのである。
私も基本的に東北出身の純朴な中年だから、
善意でひとに接するのだが、西日本やら大陸のDNAを持つ連中の
図々しさや、狡猾さには正直辟易するほどいじめられている。

ダメなヤツは、どんないい会社に就職しても没落していくし、
有能なヤツは、ダメな会社に就職してもそれなりにやれるし、転職していい会社に行けば
無双できる。

今の勤め先でうまくいかない時、
もちろん、自分の問題なのかどうかを考えることも重要だが、
勤め先の方が頭がおかしいのでは?
と、視点を変えてみることも大切だ。

転職者のことを裏切り者扱いする会社は大きくなれない

今の大企業は、離職者の出戻りもOKとしている。
当然である。
離職者とはいえ、人間関係、業務の知識など、全くの部外者を採用するよりは、
よほどマシである。
さらに在籍時の働きぶりも良く分かっているのだから、
採用したほうがいいに決まっている。

しかし、それとは真逆に、うちの会社を辞めたヤツは敵だ。
位におもっている、器の小さな経営者も、まだまだ多い。
このような経営者が経営している会社というのは、得てして大きく成長できない。

なぜか?
それは多様な価値観を持つ多数の人間を組織化できない経営者だから。
会社で労働するということ、ただそれだけのことなのに、
社員は家族だとか、チームだとか、薄気味悪いことを言い始める。
それは「結果的にそのようになることもある」のであって、
経営から強制するものではない。

そもそもよ?
自分が選んだ相手でもない同僚と、チーム?
家族?お前何言ってんの?
と、思わないだろうか。

上司が選んで採用してきた人物であれば、
多少は理解できないこともない。

勝手に教室に集められて、
クラスメートは皆友達!仲間!
んなわけねーだろ。
嫌いなヤツもいれば、気が合うヤツもいるのだ。
最低限お互いの領域を犯さない程度の関係で1年間やりましょうね。
くらいの関係なのだ。

その前提を破壊して、「仲良しの強制」をやってしまうから、
組織が大きくならないのである。
結局、仲良くできる人物同士しか残らないから、当然、大きくならない。

ホワイト企業は大きい方が良い

ホワイト企業に潜り込むのであれば、巨大であればあるほど、良い。
無論、金融、保険などの商品を扱う業界はダメだが。

大きい組織である、
と言うことは、多様な人材を受け入れる度量がある。
ということだ。
くれぐれも社長が「社員は家族」なんていう企業は選ばない方が良い。

をはり