私の影響を受けてホワイト企業に入社した若者

働き方

Twitterでウレシイ報告を受けた。

長らくブログを書いているといいことがある。
私のブログ読者の大学生がホワイト企業を選び、入社したので
お礼のメッセージを頂いた。

最近あったなかで一番うれしい出来事である。
何も考えていない大学生はとんでもない間違いをやる。

「就職ランキング上位企業へ入社する」
と言うヤツだ。
それをせずに、独自のモノサシ「副業しやすいホワイト企業」
を持っている終活学生は強い。

早慶、旧帝大の連中が選ばない企業の中にも
「副業しやすいホワイト企業」はたくさんある。
まあ、たまたまお礼を言ってくれた人は
超一流企業に入社しているのであるが。

就職人気企業ランキング

特定の企業にダメダメ言うのは失礼だし、
実際働いたこともないのにダメとは言えないが。

人気ランキング企業を見てみると、
「知っている企業でしか探してない」
のである。
それは当たり前の話で、
宝くじの印刷機を専用に作っている〇〇社の、
あの、ハケ部分の毛を採取するための動物を世界で唯一繁殖飼育に成功した
「SATアニマル研究所」が今年採用活動をしていることは
世界中で誰も知らない。

SATアニマル研究所は毎日在宅勤務であり、
動物のエサやりや清掃は自動ロボが行う。
社員の仕事は1時間に1回動作確認するだけだ。
それでいて年収は1,000万円である。

そういう隠れたグレート企業は
人気ランキングに入ってこない。
損保会社が大量に上位にランクインしていたようだが、
生保・損保というのは大手であっても私はおススメしない。
激務である。
証券会社など金融系も勧めない。
財閥系以外の不動産会社もキツイので有名。
ビールメーカーもキツイ。
知っている商品があるからと言って、
労働環境がいいこととは何も関係がない。

自分がやりたいことがあるならば、
自分のビジネスでやるべきであり、
サラリーマン如きに自分の夢を重ねてはいけない。
賃金労働者になる以上の関係ではないのだ。

そもそも人気ランキング上位の企業をよく見た方がよい。
常に若い就活生を採用しなければやっていけないような企業しか載ってこない。
三菱商事やら伊藤忠やら、まあ忙しいけど、ホワイト高給企業が出ているのは、
分かる。

昔は銀行が人気ランキング載っていて首が折れる程かしげたものだ。
正直昭和に入行した人達の世間感覚からのズレっぷりはもう
同じ日本人として認めがたいレベルである。

就職先企業の選び方

それぐらい自分の頭で考えるべきだが、
私は間違えた(間違えていなかったけど、結果的に転職していたので、間違えたと言ってよい)。
サウザー師匠も間違えた。

若さとは間違えることなので、
まあ、しょうがない。

アドバイスとしては
① 総合商社、財閥系不動産会社
ここのエリアに入り込めたら最高である。
しかし、ここは早慶でも飛びきり優秀でないと難しい。
入れなくても泣かないようにしよう。

② 化学、石油、鉄道
給与は①に劣るものの、企業自身に商品があり、
競争が少ない企業に絞る。
資本主義で最も厳しいのは、同じレベルの相手と戦わされることである。
強い相手と戦わされることは、ない。
なぜなら入社する以前に負ける奴は死んでいるか、撤退しているからだ。

③ 誰も知らないけど競争力の強い商品・サービスの会社
自分で探してほしい。
口コミでしか募集しないというのは最強。

ダメな企業は
〇銀行、証券、不動産営業、コンビニ、ホテル、居酒屋、レストラン
などなど、競合企業がとにかく多い業種。
さらに、コンビニや居酒屋のように〇時~〇時と時間でキッチリ拘束される業種だ。
これが最悪なのは、いくら自分で合理的に働こうとしても、
ロボットのようにその場に居て対応しないといけないからだ。
これでは本業を短時間で終わらせて副業で稼ぐというスタイルが作れない。

あとはヤコバシ先生が登場する
サウザー師匠の白熱教室を聞いてエッセンスを吸収するとよい。
私も息子には同じ教育をする。
反発したら無理強いはしないが。