頭が悪くても力技で突破する

自己資金の稼ぎ方

何も持っていない自分から出発しよう

イケハヤ先生(https://twitter.com/IHayato)はブログを書け、Youtubeを投稿しろ!
という主張を仰っています。
確かに大卒まもなく脱サラしてインターネットだけで家族を支える迄に成功したイケハヤ先生のサクセスストーリーは魅力です。

しかしながら、そんなにたくさんの人がブロガーやYoutuberになっても、
プレイヤー、表現者の飽和状態になるだけな気がします。
テレビ局が数社しかないのに、
Youtuberが1万人いても視聴者の取り合いになるだけですし、
そもそもイケハヤ先生のように私は将来を見通せるような頭脳もなければ、
面白いトークで登録者を集めることも難しいです。
一方でポールさん(https://twitter.com/crazymind_poul)のようなクレイジーマインドもありません。

私だってスタートは遅かったですし、低いサラリーから出発しています。
そんな何も持っていないところから、歩き出すしかないのです。

土曜日にアルバイトして1万円を手に入れる

もし何もないとしても、
土曜日にコンビニバイトを8時間やってもいいと思います。
それで1万円手に入ります。
その1万円は1カ月で4万円、1年で50万円になるでしょう。

6年もすれば300万円になり、
立派な自己資金が出来上がります。

そもそも、そこまでして1万円を溜める根性がある人は、
給料を1円だって無駄にはしないはずです。
それによって、日々節約に励むことでしょう。

3年もあれば5~6百万円の資金となり、貸家が1戸買えるだけの
資金量になります。
その貸家から5万円の家賃が入ってきたら、
土曜日だけではなく、日曜日も働いているのと同じだけの収入になるでしょう。

つまり毎月9万円貯まるようになります。
それをまた再投資に充てていくことでまた増える。
単純にこれを繰り返すだけです。

誰もが言っていますが、最初の資金のカタマリを作るのが一番キツイのであって、ほとんどの人は楽をしようとFX、株に手を出して資金を溶かします。
または、ろくに自己資金を持たずに半端な知識で不動産を始めようと、
悪徳不動産業者にローンをはめ込まれて、新築ワンルームや酷い不動産を
買わされて身動きが取れない状態にされてしまうのです。

一度「地獄を見る必要があります」

私は3号物件をキャッシュで買うまでは辛かった。

スタートこそ、2007年に将来賃貸に出す目的で1号物件を買いましたが、これは失敗投資でした。
2号物件は妻にローンを組んでもらい、収益性が高い物件を買えましたが、結局妻が産休、育休に入り、収入が激減、むしろ養育費がかかる事態になってしまい、生活は厳しくなりました。

それを突破するために4年の歳月がかかりました。
私には商売のセンスがなかったので、知人の会社を手伝うことで収入を得ました。
知人がいなかったら深夜のアルバイトをしていたでしょう。
平日(月~金)は勤め人、退社後、土日は知人の会社を手伝うという
ダブルワークを4年続けました。
平均すると10万円/月×48カ月で480万円程度が溜まりました。
さらに生活費も抑えて貯金をしたことで、
3号物件購入のための資金ができました。

このような核となる物件ができると、その核から生まれる家賃が、
自己資金の貯まる速度を加速させます。
月10万円が15万円となり、わずか1年3カ月後には4号物件の投資に至ります。
(私の場合にはトモダチファイナンスの利用という加速装置もありましたが。)

一度地獄を見る程頑張ることで、ここまでして貯めた金を無駄にしてなるものか!という気持ちが生まれ、物件を選ぶ時も本気になります。また、節約意識にも熱が入ります。

お金に色はありませんが、お金を稼ぐプロセスには血のような濃さもあれば、泡のような薄さ、空虚さもあると思います。
「悪銭身に付かず」とはよく言ったものです。

まとめ

自己資金がないタイプの投資家は、ローン付に勤しむよりも、
まずは本気で自己資金を稼いでみてはどうでしょうか?
どんな手段でも構いません(犯罪以外)。

それは金額以上に大きなものをもたらしてくれるはずですよ。

をはり