多動力がない私

働き方

堀江さんの名著である多動力。
読みましたが、実は何も頭に残っていないSATです。
今一つ堀江さんの働き方とは波長が合わないのだと思います。

素晴らしい手腕を持った方ではありますが、
私はタイプが違うのだと思います。
私に多動力は全くありません。

よくいる「効率至上主義者」
テレビ→見ない
スマホゲーム→無駄
キツキツにスケジュールを詰める
いつも資格試験の勉強をしている。
雑談している人が許せない
仕事中に喫煙する人が許せない

意識高い系の職場にいると必ず目にする上記のタイプ。
いますよね。
彼らは多分多動力的な人生観を持っているのでしょう。
限りある人生を最大効率で運用しようとしているのかもしれません。

ですが、どうでしょうか。
彼らは経済的に豊かにはなれていません。

私はテレビは見ませんが、動画は見ますし、
スマホゲームも1銘柄だけOKとしてやっております。

でも年収は全労働者の上位0.4%に位置しています。
https://www.nta.go.jp/publication/statistics/kokuzeicho/minkan2017/pdf/000.pdf
(国税庁データ)

さらに納税額がその年収に比較して低く抑えられており、豊かな生活ができています。

これはどういうことか?
要するに多動力は無駄なことをしているのだと思います。
株式も投資してFXもやって保険にも入って401kにも加入してしまっているのではないでしょうか?

そういえば昔ライブドアも保険とか不動産とか、サービサーまで持っていましたね(笑)。
楽天も似たようなところがありますので、
きっと大企業を作れる人の1つの特徴が多動力なのかもしれません。

多動力の欠点は
〇 無駄な行動が多すぎる
〇 休憩の重要性を理解していない
〇 生き急いでいて人生を楽しめていない

一生けん命やっているようですが、
問題は「どのポジションに立つか」の重要度が半分以上を占めていて、
勤め人だけやる。というポジションだと、どんなに優秀な人でも得られる成果は100でしょう。
でも勤め人+アルファをするという選択をしただけで、普通の人でも150程度はできるということ。
そしてその具体例が私と言うわけです。

大学時代にも優秀な人はたくさんいましたし、
実際今もさまざまな大企業の中枢で活躍していることでしょうが、せいぜい年収は2,000万円以下です。

要するに優秀であったり、努力することよりも重要なことに気付けるかが大事なのです。
ただ、面白いのは優秀な彼らに勤め人+αの生き方を提唱しても乗ってこないのです。
なぜならば、それまで出世レースに投資した人生を軌道修正することになるからだと思います。
サンクコストバイアスという状況なのでしょう。

10年積み上げてきたモノよりもいいものを見つけたら、
躊躇なく10年分の積み上げを放棄するような決断力がある人は少ないということでしょう。

雑多な話ではありましたが、今日はこの辺で。

をはり