暴落を祈る日々

資本主義の分析

経営者は多動症が多いとか

多数の事業をバカバカ拡大していく経営者がいる。
ライブドアや楽天、YAHOOはそうだと思う。

楽天(メイン)
楽天証券
楽天銀行
楽天トラベル
楽天モバイル
楽天カード
楽天生命保険、損害保険
プロ野球、サッカー
etc

様々なビジネスを展開する。
事業をスタートする際は当然社長決裁だろうから、
三木谷社長がGOサインを出しているだろう。

実は私も似たようなところがあって、
色々な商売に興味を持って少し手を出してはやめる。
ということを繰り返している。
ただ私の本質は怠惰で慎重なので、
当然実際にモノになる商売は勤め人と不動産しかない。

ブログとTwitterは何とか続けているが、
これらは収益性がゼロであるから、趣味の領域を出ない。

たくさん行動、挑戦するほうがいいに決まっている。
結婚相手を探すのも、不動産を買うのも同じだ。

成功する確率が0.01%だとしたら、
100回試行錯誤した人の成功率は1%だ。
しかし1万回試行錯誤したら成功率は100%である。

そのためには短期間に多くの商売を立ち上げて、
撤退するの繰り返しをする必要がある。

正常な人間を平均的な人間と定義するのであれば、
経営者は異常者であり、精神疾患といえよう。

私は多少多動症の傾向はあるものの、
実際にはなかなか行動を開始しないので、凡人だ。

何も行動しないことの重要性

私は多動症の傾向があるといったが、
よろしくない形で現れることがある。

それは
「暇になると企業の財務分析をして、バリュー投資で株を買ってしまう」
ということをやってしまう。
また、セルフリフォームや、民泊などもアンテナが立ってしまい、
衝動が抑えきれなくなる。
「やってみたい」
という衝動である。

しかし、実際に開始してしまうと、
金(カネ)もかかるし、
時間も使う。
今まで何度、少数の株を買っては売るという無駄な時間を費やしてきたか…。

何度もホームセンターで修理グッズを買って、リフォームに挑戦して、
挫折してきた。

私は勤め人と大家業に特化していこうと何度も決めて、
何度もほかの商売に手を出すことを繰り返している。

実はブログとTwitterも聖丁師匠に触発されて始めた。
当初はアフィリエイトで収益化をもくろんでいたのだが、
毎日記事を書くとか、複数サイトを運営するというところまで進まず、
単なる自己紹介とブログサイト、
収益化を前提としない、情報発信のみのTwitterに落ち着いたのである。

余計なことをしないことは重要だ。

最も有効なのは、現在(2023年7月)のように不動産や株式が高いときは、
動かないことだ。
売って利益を確定することも重要ではあろうが、
キャッシュフローを目的として不動産を買っているので、
無理に売却して規模の拡大を追うような悪い動き方を身につけるべきではないと思う。

へんなクセをつけないことが大事だ。

暴落を祈る日々

私に今必要なのは、
暴落を祈り、
カネを使わないように日々楽しむことである。

読書、ゲーム、Twitter、ブログなど、
自分が楽しいことだけして、
投資からは離れることだ。

勤め人を頑張るのもよい。
勤め人の仕事で、
ホテルや旅館の売り物件を目にすることも多い。
あまりに安いので、
自分で投資したい気持ちもあるが、
宿泊業は不動産賃貸とはまた違う戦場だ。

私は身の程を知らねばならない。
私は債権回収を主業とする勤め人、それとキャッシュフロー目的の貸家業。
このフィールドから出ず、手堅く立ち回らねばならぬ。

ライオンが地上最強でも、
海にはサメという最強がいる。
別のフィールドに進出して食われる側に回るのは愚かだ。

グっと我慢して、
暴落を祈り、
Tweetしたり、ゲームをしたり、勤め人をして

「その日」

を待つ。
そして、「その日」すぐに攻められるように準備をしておく。

私も多動症のケがあると自覚しているので、
自戒を込めて。

つづく