サラリーマンとしてのポジショニング

勤め人+不動産投資 のスタイルを実現するにあたって、
なんといっても重要なことは本業の勤め人仕事です。

この勤め人仕事のポジションをどのようにするかで、
成功 or 失敗 が決定すると言えましょう。
以前も書いた気がしますが、
重要なことは何度書いてもいいものです。
重要な情報には何度も触れて、自分で自分への「正しい洗脳」を強化していく
必要があります。

自分の価値観を変えることとは
自分で自分を洗脳することと同義です。
正しい考えに洗脳するのであればそれは望ましい洗脳です。
積極的に自分の価値観をリニューアルしていきたいものです。

さて、「勤め人+不動産投資家」を実現するために
どうしても必要な条件は、

① 有給が取れること。
② 休日がしっかりとれること。
③ 融資が受けられる程度の最低限の収入
④ 毎日の労働時間が適正な範囲にあること
⑤ 国内勤務であること

これらの条件が必要となると思います。
有給休暇は必須条件です。
私が若いころは誤った洗脳をされていて、
会社を休むなんてとんでもない!
有給はすべて残して働くのがカッコいい!
という間違った意識を持っていました。

それで融資を使わず、現金買いで進めていったという部分も
大きいと思います。

そんな洗脳はさっさと正しい洗脳で上書きをしましょう。
若い時間というのは永遠に戻りません。
その時間を切り売りしているのですから、
給与は高くて当たり前なのです。
そしてそんな貴重な時間を売っているのですから、
それ以上の利益を稼いで当たり前なのです。

特に有給休暇は金融機関を訪問していくためには
必須の時間ですから、
キッチリ有給休暇を活用して金融機関とのパイプを作っていきましょう。
納税証明書ですとか、役所周りの書類は郵送で集めることが可能です。
融資申し込みやら、残金決済は立ち合いが必須ですから、
そういう意味でも有給休暇は自由に取れることが不動産投資の絶対条件です。

平日の時間拘束がないことはその次に重要です。
いい投資案件が出てきたら会社を定時で上がって、
現地を確認したり、18時に不動産会社に行ってぎりぎり打合せができたり。
そういう時間を確保できることも望ましい環境です。

むろん収入に関しても、最低限、ローンを借りられて、
生活費を除いて貯金ができるだけの給料は欲しいところ。

国内勤務は、説明の必要もありませんね。

とにかく勤め人+不動産投資のライフスタイルを作るのは
楽なようで意外に難しいところです。
サラリーマンの中でもほんの一部だけです。

地球上には何万という植物がありますが、
そのうち我々が食べられる、栽培できる植物はほんの数種類です。
それと同じように、世の中にサラリーマン仕事はほぼ無限に近いだけ
存在しますが、不動産投資家と両立できるサラリーマンスタイルを貫けるる職種も限られるのです。

また、うまくそんな会社に滑り込んで、
慣れてきた頃が投資をガンガン進めるにはいいタイミングです。
入社してから1年程度は職場になじむのに時間がかかると思いますので
その期間は思うように動きにくいところも
あろうかと思います。

その意味では転職は慎重に行うべきです。
場合によっては今の職場にいたままで、キッチリ有給休暇を取るという
スタイルの転換で足りるかもしれません。
有給休暇を取りにくい職場は確かにあります。
そこであえて「こいつは有給を取るヤツ」になるのは辛い部分もありますが、
当然の権利ですから、あえてチャレンジしてもいいかもしれません。

有給休暇は取った方が仕事のパフォーマンスも上がると思いますし。
長くなってきましたので今日はこの辺で。