お誘いはありがたいのだが
昨年、天才上司君らの陰湿なイジメを受けて、
腐っていたのだが、
だったらウチに来ますか?
というお誘いを3件も頂いた。
ありがたい。
涙が出るほどありがたい。
しかしだな、
45歳にもなって転職してしまったら、
今の勤め先の社長に不義理になるのはまあ、いいとして(いいんかい!)、
転職してすぐ辞めるわけにもいかなくなる。
私の性格上、転職したからには結果も出さないと気が済まないだろうし、
誘ってもらって行く以上は、一定期間しっかりご奉公しないと申し訳ないと感じる。
そうなると10年は働いてしまうだろう。
いずれも上場企業の関連会社でもあるし、
居心地もさぞいいだろう。
定年まで居てしまうことになる。
そう考えると、ありがたいご申し出ではあるが、
お断りせざるを得ない。
今野勤め先が最後の勤め人としての奉公先にするという方針は変えられない。
2025年4月、勤め人給与<家賃収入
3月末に19&20号物件を購入することで、
完全に給与<家賃の形になる。
恐らく今後、これが逆転することはない。
不可逆的というヤツだ。
労働収入を資本収入が上回ってしまったら、
その成長速度は逆転不可能である。
新卒の若造であれば、
中年に向かって昇給していく。
しかし私は既に中年である。
これ以上の昇給はない。
家賃収入では確かに返済もあるし、販管費の支払いもあって、
手取りで考えると給与が若干多いかもしれないが、
税率を考えると、手取りでも結構いい勝負である。
特に所得税率33%、住民税10%の課税を受けるところでは、
もう完全に家賃の方が優位だと思う。
あとはどんどん家賃収入に給与収入が引き離されていく一方だろう。
返済もどんどん進む。
公庫の借入3件の借入期間は3年で組んでおり、
順番に返済も終わっていく。
この循環が回りだすと、いよいよ私の勤労意欲というヤツは減退していくだろう。
止むを得ないことだと思う。
そして、ありがたいことだとも思う。
人に恵まれた勤め人としての人生だった
思えばいい業界を選んだと思う。
その意味では小泉純一郎氏と竹中平蔵氏に感謝である。
日本国民にとっては最低の政権であったが、
彼らのお陰で今の業界がある。
その業界のお陰で、司法試験崩れの私としてはいい勤め人人生を送ることができたのである。
この業界がなかったらもっと暗い勤め人だったと思う。
上司には恵まれなかったが、一人だけいい上司がいた。
同僚は皆いいヤツだけが残った。
そんないい奴らも勤め人を卒業したら疎遠になるとは思うが。
学生時代の友人たちみたいなものだ。
恐らく長くても勤め人人生はあと5年以内だ。
5年もすると家賃収入は2,000万円を超えてくるだろう。
恩義のある社長も引退するだろう。
その後、進むべき道に関して考えない日はない。
詳しくは書かないが、
『サラリーマンと不動産投資』と銘打ったこのブログはその時、終わる。
そしてまた新しいブログが始まる(と思う)。
をはり