コロナ→ウクライナ→ドル高
色々続く。
ガラガラと揺れると、カネも動く。
陰謀論に与するつもりはないが、
世界の騒動で稼ぐ人達もいるわけだから、
どうしても邪推してしまう。
そんな小さな人間、それが私です。
こんにちは。
まあ、マスコミというヤツは何があっても騒ぐのであり、
騒ぎが大きいネタであるほど、報道される。
私が今朝道路のごみを拾ったとか、
電車で老人に席を譲ったという心温まる話題は、報道されないのである。
恐怖、危機、恨み。
そういうネガティブな感情であればあるほど、
報道される。
それを大多数の人間が求めるから。
である。
円安だろうが、円高だろうが、
「悪い」
という結論ありきである。
純国産!
の商品が選ばれるのだから、
個人的には良いと思う。
財務省にはこれまでの円高で貯め込んだ海外資産があるのだから
全部売ってしまえば良いのだが、
それはしない。
政府はパフォーマンスはするけど、
抜本的な解決には乗り出さないのである。
日曜討論を見てぶっ飛んでしまった。
NHKで日曜日の朝に政治家を集めて討論をしているのだが、
防衛費の増額について議論していた。
共産党は相変わらず、「対話こそが重要」とトボけたことを言っている。
立憲民主と国民民主までが、
財源は今後考えると言ってズッコケるどころか、
ぶっとんでしまった。
国防の問題をこれから考えるとはどういうことか。
自衛官の給料が、消防士やら警官より安かったり、
装備品が旧式化している問題、戦闘を継続する能力が1カ月もない。
という危機的な問題があるにも関わらず、
「財源が…」
と言う。
なるほど、財源がないから防衛ができない。
そうおっしゃるわけですね。
では、財源がないので、侵略されても仕方ない。
と言うに等しい。
百歩譲る。
共産党の言うように、中国との「対話」で問題が解決できるとしよう。
それで戦争が回避できると。
しかし、
マグニチュード9.5の首都直下地震との対話はどうするんだろうか。
日本ではいつ、どこで、災害が起こるか分からない。
その時もきっと政治家は
「財源をどうしようか…。」
と、考えるのだろう。
今の状況を見ているとそうなる気がする。
目の前で国民が殺される状況を見て、
「でも財源がないからなー」
と、やるのだろう。
その時は赤字国債だろうがなんだろうが、
できることはなんでもやるのが普通じゃないだろうか。
私は自分の息子が心臓病で移植しかない。
移植には1億円かかる。
と、言われたら、不動産を全部売って、借金をして助けようとする。
それは親として当然の行為である。
政治家と国民の関係は、親と子の関係に近いと思っていたが、
そうではないようだ。
カネの方が優先らしい。
(そもそもカネは国家がインフレ率の制約下で論理的には無限にゼロコストで供給できるにも関わらず。である)
いっぱつミサイル打ち込まれるか、富士山が噴火するまでこの国は目覚めない。
東日本大震災でも、日本は目覚めなかった。
復興税を被災地に課すし、
防衛費を上げるなら税も上げるとか言っている国である。
とりあえず都心に核を撃ち込まれたり、
富士山が噴火して首都機能が壊滅しないと多分目覚めない。
アメリカと戦争して、日本中焼野原になって初めて本気で復興したように、
同じレベルの外圧がないと、日本人は目覚めないのである。
日清戦争、日露戦争、第一次世界大戦と、順調に行って、
思い上がって第二次世界大戦に突っ込んで行って、
ゼロにされて初めて反省する国民である。
白村江の戦い然り、元寇然り、戦国時代然り、ペリー来航然り。
この国は外圧がないと目覚めない。
まあ、そのうちガツンとやられたらよろしい。
私は自分のことに忙しいので何もしないし、何もできない。
どうやら私もそんな国民の一人なのだな。と、思って情けなくなる今日この頃。
をはり