我々は3割貧しくなるwithコロナ

時事ネタ

1-3月の経済統計はどうなるか?

10月―12月の経済統計は消費増税の影響でマイナス7.1%
それを観光でカバーしようとした政権は、
1月24日に中国人に対して

「中国の皆さん!もっと日本へ来てください、歓迎」

と、HPで動画配信した。
武漢が閉鎖された1月23日の翌日にこれをやったのだ。
まあそれはさておき、
結果的に日本中にコロナウィルスが拡散されて、今(2020年4月13日)に至る。
岩手県を除く全件で感染者が現れ、
緊急事態宣言だ。

消費税増税をやった10月-12月に国内経済はどん底まで叩き落とされ、
クビを吊ろうか悩んでいる人の足を引っ張るようなコロナウィルスである。
間違いない。

2020年1月ー3月のGDPは15%-20%落ちるだろう。
そして4月ー6月は緊急事態宣言の影響を受けて40%、
GDPが下がることは間違いない。
結局2020年通期ではGDPはマイナス30%程度を予想する。
最悪の場合は50%でもおかしくないだろう。

つまり、私たちは3割貧しくなるのだ。

年収3,000万円の私は年収2,100万円になるだろう。

つまり、こういうことだ。
年収が3割下がる。
これが全国民に対して平均的に起こることなのだ。

観光業に従事する人は8割、
公務員はゼロ。
業界ごとにムラがあることは否定できないが、
日本という国家単位では、
3割貧しくなることで理解しておけば間違いない。

国の経済対策は16.8兆円

日本のGDPが500兆円程度なので、
3割減ると、150兆円が吹っ飛びます。
それに対して経済対策は16.8兆円(2020年4月13日時点)です。
事業規模108兆円とは融資を含めた額です。
融資ではGDPをUPさせることはできませんから、
当然、GDPはズタボロになるでしょう。

こういう事態では戦力の逐次投入は愚策です。
日本政府は結果的に
「税収減」
「医療費増大」
「失業保険」
「生活保護」
によって、さらに財政赤字を拡大させていくことになると思います。

どっちみち財政赤字を拡大するなら、
先に200兆円の赤字国債発行して、
適切な経済対策を打つべきですが、それはなされません。

私達はそんな政府を作ったのです。
それが私たちの民主主義の成果なのです。

甘んじて受け入れましょう。
私達には自民党、民主党(2つ)、共産党、維新
この程度の選択肢しかありません。

バラモスと戦うのに、
銅の剣、こんぼう、茨の鞭、くさりがま、鉄のやり
これらしか選べないのです。
民主主義とはつくづくろくでもないシステムですが、
これ以上のシステムがないので、仕方ありません。

まとめ

私達に起きることは、
年収3割減(業界によっては最大8割減)という事実。

適切に備えましょう。
備えるとは、あらゆる固定費をカット、
変動費も極力カットする。

そしてアフターコロナの世界に備えて、
その世界でも生き残るビジネスを立ち上げることです。

ただ、私を含めて、そんなビジネスを立ち上げる才覚がある人は少ない‥‥。
コロナに強い業種に転職するほうが得策でしょうか。

とにかく、生き残りましょう。

つづく