2026年4月15日(水)

日々雑感

人間50年。

蒲生氏郷 39歳
石田三成 40歳
今川義元 41歳
織田信秀 41歳
伊達輝宗 41歳
井伊直政 41歳
三好長慶 42歳
小西行長 45歳
山県昌景 46歳
織田信長 47歳
上杉謙信 48歳
真田幸村 48歳
加藤清正 49歳
武田信玄 51歳

あの名将も死ぬ歳。それが私の年齢である。
重要なことは、だ。

この年齢で死ぬまでに、
上記の皆さんは
「何かを成し遂げていた」のである。

伊達輝宗ってなんかしたっけ?
という説もあるが、
伊達政宗の父親になって、家督を譲った。
もう政宗クラスの親になると、
それだけで人生やりやがった感じになる。

結構なことである。

要するに、我々の年代ってのは、
もうここから何かを始める!
という歳ではないということだ。

そもそもヤル奴は既にやっているのだ。
今更一念発起なんてできやしない。
焦って始めたところで、失敗するだけだし、
この年齢での失敗は取り返しがつかないダメージを負うことになる。

その負けを喫したのが、
石田三成であり、小西行長だ。
一族を滅亡させる一手すらあり得るのだ。
何代も続いた武田家も、
信玄死後10年で滅んだ。
それは信玄のせいでもある。
彼が巨大すぎたが故に、信長と対立することになったのであり、
彼が信長と対立できる程強かったから、
その息子も家臣団も対立した。
結果滅んだ。

40代の我々世代ができるのは、
乾坤一擲の勝負ではなく、
功成り名遂げることができなかったのだから、
送りバント。
これしかない。
次のバッターが大谷翔平なのであれば、
自分で3アウトにならないこと。
これだけを目指すのである。

親から受け継いだ資産を1円も減らすことなく、
次の世代に伝えること。
これだけでも十分だ。

ワシなんぞは大卒までの教育費だけで、
むしろ奨学金の借金を背負って社会人になったわけで、
ゼロからのスタートなのか。
マイナスからのスタートだった。

せめて次世代には私達夫婦の資産を維持して、
天才待ちのバントなり、自分が天才の本塁打をかまして欲しいものだ。
そもそも、天才なら親の資産などアテにしなくてもいいのかもしれん。

本当に才能がある人には学歴なんて不要なのであり、
無能だからこそ、学歴のブーストが効く。
その意味では、同様に天才には資産が要らないのである。

そうだ。

私は無能なる一族だから、
資産が必要なのだ。
人生の半分近くを売る。
これが、平均的な能力の人間が取らざるを得ない選択肢なのだ。
凡人が人生の半分近い時間、それも若く活動的な時間から売らねばならない。

凡人が受ける最大の悲劇から、凡人を救うのが資産なのだ。
凡人一族SAT家を地獄から救い出す一手、これが大家業である。

つづく