法人税納付で資金繰りがカツカツのSATです。
こんにちわ。
今月(7月)の資金繰り表とにらめっこしている。
相手はエクセル画面なのでニコリともしないし、
資金繰りがカツカツだから面白くもない私も、ニコリともできん。
思えば年初の目標は「今年は買わない」という話だった。
500万円くらいキャッシュを作って、
銀行に少しは貸したくなるような仕草を見せるのだ。
という作戦だったが、ふたを開けてみらたら、
3月に1,400万、6月に660万と、立て続けに投資した。
結局法人税が来てみたら、キャッシュが底をついている。
資金繰りの谷は毎月13日。
これは、LFアセットファイナンスの返済がある日なのだ。
15日に管理会社から家賃が振り込まれるので、どうしてもここで、
資金不足となる。
クレジットカードの引き落としも10日頃だから、
ここが厳しいのだ。
昨年も結局3件買っているので、資金繰りがカツカツだったし、
今年も結局3件買っている。
去年のコピペみたいだ。
戸数は増えたので、家賃も増えて、なんだかんだと、家賃1,300万円から、
1,600万円になって、その他事業を含めたら、家賃が給与を越えてきたのである。
何が言いたいかというと、
資金繰りという点では毎年毎年ギリギリで回しているのだが、
事業規模はデカくなっているし、純資産も積みあがっている。
焦る必要はねぇってことだ。
リフォームしたらしたで、減価償却できるわけだし。
自転車操業に見えるが、実際は返済を頑張っているだけなのだ。
返済という形でキャッシュは吸い上げられてしまうが、
借入残高はどんどん減っている。
BSの右側で、自己資本がググっと伸びて、負債の部がキュキュっと縮んでいく。
毎月これが発生しているのである。
何度も書いているが、
毎月積みあがるべきキャッシュをあえて、繰り上げ返済で元金にぶつけて、
負債を消しているのだ。
それは、ドラゴンボールの孫悟空が、重い道着を着て戦っているようなものだ。
道着を脱いて(繰り上げ返済をやめる)返済ピッチを普通にしてしまえば、
毎月キャッシュは積みあがるのである。
重い道着はいつでも脱げるのだ。
脱いでしまったら、自分の体の軽さに驚いて、再び道着を着るのが億劫になり、
次には、勤め人をやめてしまうだろう。
毎月50万、60万という金額を繰り上げ返済していると、
常に資金が不足して、自分が貧乏なんじゃないかと勘違いしてしまう。
この勘違いってヤツが実は勘違いじゃないんだ。
資本主義に毒された私たちの頭脳は、口座残高がギリギリだと、
恐怖を感じるのだ。
必然的に飲み会は控えるし、大きな支払いを避ける行動を取る。
これは間違いなく事実なのだ。
日本政府も、「クニノシャッキンで財政破綻する!」
という、全くの嘘を信じている。
結果的にその嘘によって40年も経済成長しないという現実が引き起こされているのだ。
嘘から出るマコトちゃんだ。
嘘はいい具合に利用しないといけない、いい意味で脳をだますのだ。
繰り上げ返済をしてキャッシュをカツカツにしてしまい、
生活の質素さを死守する。今しばらくこのスタイルを維持する。
今、毎月毎月、労働収入を、不動産収入が突き放しにかかっている。
この差が決定的となったところが、まさに転換点だ。
その日は近い。しかしあえて遠ざけて、盤石な卒業の機会をうかがっている。
つづく
2025年7月1日(火)
