聖丁radioプレミアムに課金する

資本主義の分析

資本主義ゲーム1周目をクリアした人のためのradio

Voicyとは即ち聖丁である。

https://voicy.jp/channel/657

おそらく聖丁は私よりも5つ位若い。
しかし、現生している日本人の中で最も尊敬する人物である。
そもそもこのブログを書いたり、Twitter(X)で発信するようになったのも、
聖丁の影響である。

Voicyの優良(有料)課金放送は
「資本主義ゲームの1周目をクリアした人向け」
とのことであったので、
「私にはまだ資格がない」
と、遠慮していたのだが、
2023年に入って、妻が相続で資産家成りして、
世帯年収で月100万CFを達成した。

ちょっとズルいかもしれないが、
やっとのことで私もプレミアム放送を聴く資格ができたであろうということで、
課金した。
(ちなみにアプリから課金すると高いので、ウェブサイトから課金するべし)

結論から言うと
「もっと早く聴いておくべきだった」
という、聖丁ラジオ無印版と全く同じ感想であった(笑)

聖丁より10年遅く産まれたかった人生だ

私の人生は結構聖丁と似ている。
「不動産で勤め人を卒業する」
と言う点、
勤め人としてブラック企業で勤務した経験、
ソコソコの学歴、
生きているだけで普通にモテたが、
非モテだった時期がある。

など。
違いがあるとすれば、
私は日記も書いていなかったし、
資本主義を分析することもしなかったので、
行き当たりばったりで
勉強、就職、転職、結婚、不動産をやってきた。

しかし、聖丁は幼少期から資本主義の存在を認知しており、
本質を読書によって可視化した。
理屈を裏付けとして、長期的視野に立って、合理的に攻略してきたし、
今もそうやって生きている。

例えば「結婚」と言うテーマに対しては
私は
「世帯年収を増やす」
「帰省のコストを抑えるため、1都3県に実家がある嫁」
「正社員の嫁」
「実家が太い嫁」
「心身が健康な嫁」
「顔が好みである嫁」
と言う近視眼的な視点で選抜しており、
その数年後に発生するであろう、
出産、子供、教育という問題を一切見ていなかった。

結果的に、妻は3人のムスコを1人目はフルタイムの勤め人をしながら
ワンオペ育児で回すという地獄を見せてしまった。
2人目、3人目のムスコに関しては
妻が限界に達し、
妻の実家の近所に引っ越しをさせられ、
妻の母親の手伝いを受けるという苦労をさせてしまった。

たまたま、私は妻の実家が近かったので
事なきを得たが、妻が地方出身でメンタルが弱かったら、
離婚していただろう。
また、3人目が産まれた時には、
私の勤め人年収が大幅にUPしており、
不動産も増加していたので、
3人目の育児休暇が終わった時に、
妻が専業主婦化できたという僥倖が重なった。

運である。

運でしかない。
私はなーーーーーーーーーーーんにも考えずに行き当たりばったりで、
「よかろう」と思うことを選択してここに至っただけだった。

プレミアム放送を聴いて、
私が行き当たりばったりでクリアしてきた人生の全ての課題を、
聖丁が全て計画的にこなしてきたことも知り、
なんという傑物が世にいたものか。
と、愕然とした。

現世を上手に生きる「人生の達人」は
聖丁のほかにもたくさんいるだろう。
100人や200人では効かないはずだ。

しかし、
そのノウハウを惜しげもなく「発信」する達人は
聖丁しかいない。

この傑物と同時代に生まれたことはありがたいが、
惜しむらくは、彼より私が早く産まれてしまったことだ。
私の失敗の答え合わせはしてくれるものの、
私が彼を師として生きるには不便で仕方がない。

伊達政宗は信長、秀吉、家康より遥かに遅れて産まれ、
同時代に産まれられなかったことを嘆いただろうが、
私は逆に先に産まれたことを悔やむのである。

資本主義ゲーム2周目

聖丁に遅れること10年。
私もやっと資本主義ゲーム1周目を攻略した。
(すなわち、勤め人の収入に依存せずとも一生暮らせる状態の確立)

聖丁の産まれるのが遅かったせいで、
大分遠回りをしてしまったし、
非効率なやり方ではあったし、
着地はひどく不格好ではある。

何はともあれ、成ったは成った。

カネの問題、女の問題、家族の問題も
順番は間違えたが、最後の帳尻だけは合った。
妻の心身の壮健さと、実家のおかげで、
3人の将来有望なムスコも健在だ。

さてここから資本主義ゲーム2周目である。
ここからどう生きるか?はまさに「自由」である。

私の情報は聖丁の下位互換であるし、
勤め人、大家としても2流だ。
情報発信のカリスマにはなれない。
そもそもまだ勤め人なので、
顔も声も出せないし、
変に有名になっても週刊誌のネタになってしまう仕事だ。

「さてさてどうしたものかな」
という状態である。

ただ、私も2023年3月末に
やっと、やっと、資本主義ゲーム1周目
(勤め人卒業可能状態の確立)をクリアしたばかりである。

長く勤め人をやってきたおかげ(?)で、
安定した勤め先もあるし、
不動産も放っておけば種銭が貯まっていく状態である。

しばらく巡航速度で今の状態を維持しながら、
まずは「健康」の下地固めを行いたい。

健康で思い出した。

私が聖丁より優れているものが2つあった。
「勤め人耐性」

「頑丈なカラダ」
この2つである。

まずは1年かけて健康という土台を鍛えておく。

これはカンであるが、
今の経済は近い将来破綻して、
リーマンショックのようなイベントが起きる。
その時にサッと動けるように準備をしておきたい。

特に私が今まで勤め人としてやってきた、
金融の仕事の総決算となるような事件が起きると思う。
その処理をすることが、
おそらく私の勤め人としての最後の仕事になる。

これは予言だ。

つづく