結婚して世帯年収を上げるという発想は誤り

落とし穴

結婚は普通するもの。

そんなことを私は常識だと思っていた。
思えば小学生から優等生で、
先生のいう事を守る子供だった。
成績もよかった。

しかし、
その素直な性格を社会に適応する形で早めに修正しなかったのは私の人生における大いなる過ちであった。

そんな間違った世間の常識を2つこじらせたのがこの発想だ。

結婚はするもの。
しないのは変なヤツ、離婚は失敗。
ならば結婚して世帯年収を上げよう。

そんなくだらない発想で結婚してしまった。

いくら美人・イケメンでもただの扶養家族を増やすだけの結婚はダメ。

そもそも勘違いしてはいけないのだが、
私は女性の敵ではない。
男であろうとも、女であろうとも、
結婚は双方にとってメリットがない。
社会悪に近いとすら思っているので、誤解のないように。

自分の顔を鏡で見れば、
それと釣り合う異性というのは分かるものである。

そんな相手と交際すればいいだけであり、
結婚する必要はない。

なぜ結婚するのかと言えば。

① 常識・世間体
② 結婚をエサにSEXできる相手を確保する
③ 子供を産み、育てるため
④ 老後の心配を払拭

などなど、
しかし、いずれの項目であっても、
結婚というシステムを介在させる必要はないと言える。
唯一①、今の40代より上の世代だけだと思うが、
この常識を持っている人間がいる。

要するに
結婚もしていないヤツはどこかおかしい。
というヤツ。

まあ、このタイプの世代は時間の経過と共に消滅するだろうから、気にしなくていいだろう。

モテない男の場合には②の理由が圧倒的に多いであろう。
女性に不自由ない人はそんな割に合わない取引はせぬものだ。

そして、
自分の身の丈に合わない美人を繋ぎとめておこうとして、
結婚カードを切ったりしたら不幸の始まりであろう。
間違いなく経済的に困窮する。
間違いない。

唯一結婚して良いのは
「勤勉な女(男)」である。

真面目に働いて、カネを稼ぐ。
そして稼いだカネは全部使ったりはせずに、
勤労収入に依存しない収益を生む資産を買っていく。
そんな男(女)を選ばねばならない。

ま、具体的にいうと、
ワーママはるさん
https://twitter.com/wa_mamaharu

子供がいてもバリバリ働く女性(男性)。
これである。
しかし、こんなに良い嫁を結婚前から見抜いて探すのはまず無理だ。

特に男の20代や30代でそれを見抜いて結婚するのは無理である。
女は比較的見ぬけるだろうが。
男には無理。

だから拙速に結婚などするなと私は特に男性諸君に言うのである。

結婚して子供が出来たらカネは残らない

そもそも結婚式にカネを掛ける奴はアホである。
まあそれでも100~200万はつかってしまうだろう。

そして大体子供ができる。
そうなると、嫁か夫のどちらかは時短勤務で収入が減る。
さらに職場復帰しても保育料負担で金が残らない。
子供が育ってくれば車も買う。
ここで新車なんぞ買ったらまたカネがなくなる。
子供が育てば教育費もかかる。

年収を上げれば上げるほど、
子供に教育費を掛けようとするのが親というもの。
再現なく使う。
留学だってできるし、
塾も掛け持ちできる。

無限に膨らむ固定費。

家も持ち家じゃないとハズカシイかもしれないし、
新築じゃないと見栄も経たない。
この辺でゲームセットである。

どこかでストップを掛けねばいけない。
どこでストップをかけるべきか?
「当然スタートの結婚でストップすればいい」

結婚から始まる出費ラッシュを回避して、
貯めたタネゼニで商売をする。
それが増えて十分な額になってからでも遅くはないのだ。

そしてそもそもそんな金がある状態では、
結婚制度に乗る必要すらない。
事実婚で良い。

結婚した相手がハズレだった場合に、
財産分与や養育費でモメルだけだ。

女性だったら、
もっと優秀な男が現れた時、
そっちの遺伝子を取り込んだ方がいいし、

それは男も同じことが言える。
ハッキリ言って結婚はわりに合わないくじ引きなのである。

私もこんな世の中がいいとは思わないが、
少なくとも結婚というヤツは、
資本主義ゲームで勝利する上では大いに落とし穴なのである。

つヅク