不登校Youtuberは何者かになれるだろうか

落とし穴

不登校Youtuberがいるらしい

不登校Youtuberという存在がいるらしいじゃないか。
義務教育を受けることを放棄して、Youtuberとして発信しているとか。

まあ、義務教育は親が子供に教育を受ける機会を与える義務らしいから、
息子本人がその権利を放棄するのは問題ない。
それはよしとする。

親の顔が見てみたいというのはまさにこんな時のためにある言葉なので、
早速親の顔を探してみた。
ちょうど私と同世代だった。

なるほど。

なるほど。

はい。

とてもよくわかった。
子供というモノはどこか親に似てしまうものである。
私の親も農協に勤務していて、債権回収をしていたことがあるが、
私は債権回収を仕事にしてしまった。

親御さんも大変りっぱな経歴をお持ちのようだし、
息子さんも親御さんを見習っているのかもしれぬ。

何物にもなれないまま16歳になってしまったら…

残念ながら、「義務教育放棄不登校Youtuber」
というのは希少性がある。

自分で考えてやっているのであれば大変驚きだ。

しかし、
この子が16歳になった時、
この子は希少性という大きな武器を失ってしまうことになる。

何か心を打つ言葉を話すとか、
特技があるようには見えない。
ただ義務教育を放棄してYoutuberをしているだけである。

日本1週をする?しているらしいが、
特に新しい発想はない。
話芸もない。

16歳になってしまうと義務教育段階も終わるので、
ただのYoutuberになってしまう。
話題性が消失してしまうのだ。

それまでに「何者か」になっておかないと、
彼が最も恐れている凡人としての人生を歩まねばならなくなってしまう。

より個性が強い情報発信者。
知識が豊富な情報発信者。
エンターテイナーとしての才能がある情報発信者と勝負しなくてはならない。
とても厳しい世界だ。
義務教育放棄という新規性を失ってしまう前に何者かにならないと、
凡人Youtuberに埋没してしまうことになる。

ま、親御さんがしっかりした方なので、
心配はしていない。

私のようなクソ凡人勤め人が心配する必要もない。

をはり