レンガの家を作る

三匹の子豚という昔話?
昔も豚は家を作らないので昔話ではありませんね。
童話です。

この話では末っ子の子豚だけがレンガの家を建築したことで
狼からの襲撃を撃退することができました。

このレンガの家こそが資産です。
あらゆるリスク(病気、怪我、災害、不況)に耐えうる資産(家)を作れという教えです。

基本的にサラリーマンは労働力を売ってお金が入ってきますが、
「蓄積されるもの」がものすごく少ないのです。

労働力を売って得たお金で生活費を払った残りを、
しっかりとした「レンガの家」に変化させておかなければいけません。
レンガの家とは

① 不動産
② 良質な債券
③ バリュー株
④ 金属
⑤ 永続するビジネスモデル

このようなものでありますが、これらに限られるものではありません。
また、一口に不動産といっても、利回り7%、フルローンで金利4%とか
やっちゃいましたら、これはもはや負債です。
このスキームは私たちを豊かにするものではなく、
銀行を豊かにするためのレンガの家です。

日本最強の銀行(三菱UFJ銀行)を見てください。
堅牢なるバランスシートと損益計算書を誇っています。
これぞ「レンガの家」です。
(むしろ鋼鉄の城でしょうか)

ここまで大きな必要はありませんが、
自分ひとり、もしくは家族を守れるレンガの家を建築することこそが
人生のテーマです。

レンガの家は狼から身を守るだけではなく、
自動的に富を生み出す装置を備えていることが望ましいです。
近所には豊かな海の恵みや山の恵みがある場所が望ましく、
畑や田んぼもあればいいでしょう。
そこで漁をする人や、農家も雇えるようになったらなおさら素晴らしい。

そんな堅牢なレンガの家を作るのです。

それには今、この場所からすべてを始める必要があります。
今働いている会社で働きながら、1秒でも早く仕事を終わらせ、
早く帰り、自分のレンガの家を建てるための手段を学びましょう。
(不動産投資に関する本を読む、セミナーに参加する、経験者に会う)
有給休暇も可能な限り取得して物件を見に行ったり、
リフォームプランを練るために工事業者さんと話す機会を作りましょう。
また、材料の原価やリフォームの相場を知りましょう。

さらに生活費を切り詰めてレンガの家の建築のために投資しましょう。

時間はかかっても構いません。
最初の1件が最も買うのが難しく、2件目は1件目の100倍速いです。

1回目 サンザンな目に合う。
2回目 落とし前を付ける。
3回目 余裕。

こちらは矢沢永吉さんからのお言葉です。
私の敬愛するサウザーさん(http://fist-of-phoenix.com)が
Voicyで紹介している本で読み、知りました。