年収1,000万円は平均的か?

考え方

全国民の3.8%

こんなもんだそうです。
ただし、「世帯」という概念に広げると10%~12%へとぐっと広がります。
つまり単身では3.8ですが、
収入を合算して底上げをしている世帯が多いというわけですね。

実は私も妻と結婚をして世帯年収を1,000万円まであげようという趣旨を含めて婚活をしました。
婚活中は家事手伝いや、パートの女性と知り合っても一切連絡を取りませんでした。いかに美人であってもダメです。
「正社員」として働いていて、年収は同じかそれ以上だけに限定して探しました。

結果的に妻と巡り合い、幸せな結婚生活を送っています。
それはさておき。

平均年収1,000万円は全世帯の1割しかいない

今私は4,000万円に近い3,000万円の世帯年収(売上ベース)です。
そもそも平均とか、割合というモノを自分に当てはめる時点でいけません。
ロバート・キヨサキの「金持ち父さん、貧乏父さん」の中での私の好きな言葉がこれです。

平均的であることをやめなさい。

という事です。
私は正直年収1,000万円という言葉に拘り過ぎていました。
この言葉に拘り、25歳ですぐに転職しました。

モデル年収 28歳(3年目) 年収2,300万円

こんな言葉に釣られて、投資用マンション販売の会社に入りました。
それはそのはず、10億円の自社物件を売ると、1.5%のインセンティブが入るシステムでした。

今思えば、そもそもこの会社は一般的には8億円で売られている物件を仕入れて、再生して10億円で売っています。
1,500万円払っても社員が売ってくれれば御の字。
ただ、売れないと年収はたったの240万円です。

騙されたとは思いませんが、
私は愚かでした。
思えば勝手に年収1,000万円というものをスゴイものだと勘違いして愚かな選択(給料で実現させる)をしてしまったのでした。

その後、年収350万にもどりましたが、
妻と結婚して世帯年収が900万になり、
不動産をコツコツ積み上げて、
銀行の子会社に転職したら私単体であっさり1,500万円を超えました。

勤め人の給料は歳を食えば増えますし、
それを不動産に投資していくだけで簡単な話でした。
今大学生に戻ったら迷わずホワイト大企業に入って、質素生活をして
不動産を買います。

遠回りをしたものです。

平均的であることをやめる

平均という概念にとらわれるとろくなことがありません。
平均的な世帯が800万円で
平均的な世帯は子供が2人
平均的な家庭はマイホームを買う。

やめてしまいましょう。

仮に自分が年収600万円世帯でも
妻と子供は田舎暮らしをさせて200万円わたす。
自分は東京で4畳半の風呂なしアパートに住んで節約生活して
毎年200万円貯金をすれば、
最終的な平均貯蓄額を超えることもできます。

平均的であろうとして、
結局平均的な貧乏人になってしまっているではありませんか?

をはり