カネと女(男)と子孫への教育

人間関係

ムスコ共と激論をする

私は息子には常に言う。
カネと女だ。
この2つを攻略しなければ、お前の人生はみじめなものになる。と。

長男などは中学3年で思春期真っ只中である。
私も14,5歳の時はそうだったが、

「女には興味ない」

というセリフを吐く年頃である。
これは大いに嘘だ。
14,5歳と言えば、エロ本、エロビデオというものに興味ギンギンであった。
現代であればスマホを起動すれば無修正のアダルトサイト、
それも無料がいたるところに転がっている。
どうせムスコもそういうものを見ているに違いないし、
私が14,5歳であれば間違いなく見ていた。

息子のスマホをハックして、
閲覧履歴をチェックして、
「どうだ!」
と、やることには意味がない。
彼のプライドをへし折ることはさして重要ではないのだ。

「嘘をつくな!」
と、私は言いたいのだ。
自分の欲望に対して、嘘をついてはいけない。
「欲しいものを、欲しい」
と、言え、と言っているのである。

そんなわけで、
息子も、「パパ(いまだに)はSEXしてんのかよ!」
と、言ってくるし、これにもしっかり言い返す。
が、いかんせん、ここは日本である。
さすがに衆人環視の元では私の具体的な回答を書くことができない。
刑事上は違法ではないが、
民事上は不法行為である。
不法行為の証拠となる記載を行うことはできない。

まあ、回答はさておきだ。
要するに、息子とカネとシモの話をしっかりできる関係性を維持しなければならん。
残念だが、私と父親とはそのような会話をしたことがない。
恋愛もカネも、父親から直接指導を受けたことがないのである。
無論、勤め人をしながら、農業、畜産、山林投資をしていた父親の姿は見ている。
家族との関係でちょっと失敗したところも見ている。
しかし、その反省、総括を父親から直接聞いたことはない。
私はできるだけムスコ達には、率直に全てを話したいと思っているし、
話し合える関係性を構築したいと思っている。

妻は眉を顰めるが、
「彼女は同時に3人まで付き合え」
「一人の女性に全力投球すると気持ち悪いと思われる」
「選ぶのは男ではない、女側だ」
と、繰り返し指導する。

放っておいたら、ムスコ達は漫画や、
早熟な女どもに間違った思想を埋め込まれてしまう
第一私がそうだった。

私は複数女性と同時並行で交際したことがない。
おまけに一人の女性との交際期間も長くなりがちなので、
19歳から28歳までの間で交際人数は10人もいない。

10人の女性しか知らずに、結婚相手を選んだら、
失敗する可能性が大いに高い。
ここで搾取型、メンヘラ型の嫁を貰っていたら。
そんな女と子供を作っていたら、
と思うと背筋が凍る。
私はたまたま、労働意欲が高く、出産能力があり、
正常な妻を娶ることができたが、
3人のムスコにそんなラッキーが訪れるとは思えない。

19歳から30歳までの間に、少なくとも50人以上の女性と交際すべきだ。
そうして、女性とはどのようなパターンがあるのか?
しっかり学習してほしいと思う。
10年の間に50人と交際するためには年5人と交際しないといけない。

30人だとしても年あたり3人だ。
一人ずつ律儀に交際していたら50歳になってしまう。

複数女性を平行することは必須だ。
女性もしかり。
女性はもっと回転を速くしないとダメだろう。

そんな会話をこれからも続けていきたいと思う。

カネはどう教えるか?

女に関しては、まだ思春期なので、
息子達はそれほどガツガツせめて来ないが、
カネに関しては「欲しい」という欲求があるらしい。

世間にはいい商品、サービスがあふれている。
それを思う存分手に入れたいが、
充分なカネがない。

そんな感覚は既に持っているようだ。
親やジジババに買ってくれ!
と要求する。
私はカネはそこそこあるが、
買わない。
欲しかったらテメーで稼いで買え。
もしくは俺が買ってあげたくなるようなムーブをしろ。
という。

女もカネも自力でつかみ取れということだ。

私はカネの稼ぎ方に関しては、
勤め人と大家しかやったことがない。
しかし、稼ぎ方というのはそれ以外にもたくさんある。

稼ぎ方に関しては、あまり教育しなくていいと思う。
才能型のビジネス(芸能系、芸術系、スポーツ系)にハマって
歳ばっかり食う危険は回避させたいが、
勤め人で稼いでも、高卒自営で稼いでも良いと思っている。
問題は収入の2割以上をコツコツと貯蓄する自制力。
貯蓄した資金を不動産、優良株式などに、
コツコツと投下していく能力。
この点を重視して教えている。

今欲しいメダルゲーム、カードを我慢して、
貯金させる。
この能力だけ磨かせたい。

細かい落とし穴
〇 安い家に住む
〇 結婚式、車、教育など
〇 やりがいされる労働の危険
〇 ネットワークビジネス
〇 FX、デイトレという投機行為

これは都度都度教えるしかない。
可能であれば教えるべきことをリストアップして、
順番に教えていきたいところではあるが、
教育が一番効果的なのは、
教育を受ける側が、その問題に関心を持った時である。
彼らが興味関心を向けた時にアドバイスが出来たら最高だ。

それには日々のコミュニケーションが重要だろう。
「とりあえず聞いてみたい相手」
に親父である自分がいることだ。

良き教育者であるために

別に良いプレイヤーでなければ
良い指導者になれるとは限らないと、私は思う。

逆に「良すぎるプレーヤー」は指導者には向いていないと思う。

ろくに勉強もしなかったけど、東大に入れた家庭教師。
若いころからモテてモテて仕方なかった恋愛指導者。
地主として育って、それを相続した不動産大家指導者。

ダメである。
ちなみに私はカネと女に関しては
「大いに苦労した」
よって指導者としての素質は、ある。

勉強は教えられない。
なんとなく独学で必死こいてやったら
偏差値65位の大学に合格した。
地頭が悪いけど苦労して、工夫して成功したことはない。
成り行きでそうなったに過ぎない。

だから、私は語る資格があると思う。
カネと女について、大いに語る。
聞かれなくても追しつけるように言って聞かせる。
「オヤジがカネと女にはうるさかったな・・・・」
と、思い出すほど言う。

こんな親父が欲しかった。
と、自分が理想とする親父を押し付けたいと思う。

をはり