金と女を手に入れたら…

資本主義の分析

師曰く「男の悩みは金と女」

サウザー師匠
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曰く、男子の本懐は『金と女の問題を解決することである』と。
但し、金があっても自由がなければ成らぬのであり、
金と女と自由(時間)の三輪車である。
と。

確かに思春期にエロに目覚め、
女が欲しいのを必死で我慢して大学受験の勉強に打ち込んだ。
それから大学に合格したら次のミッションが彼女づくり。
そんな青春を過ごした。

その後、就職活動では安定と高給が保証される企業に入社するべく必死で就職活動に打ち込む。
それもこれも金を手に入れるため。
その後も少しでも金を手に入れようと昇給を目指し、
副業に勤しみ、投資をする。

なるほど確かに男の人生は金と女に振り回されている。
これらを手に入れ、自分が満足するように対応することこそ、
人生の要諦である。

誤解を恐れずに言えば私は手に入れた。

ZOZOの前オーナーである、前澤さんのような金は手に入れられそうにない。
もちろん女優やモデルといったクラスの女性と交際したことはないし、今後もないと思う。

だが、給料以外に年600万円程度のキャッシュフロー。
そして妻を手に入れている訳なので、
私はその両方を手に入れたと言ってよい状態だと思っている。
あとは健康に気を付けて、10年もこのままの生活レベルを維持し、適切な物件に投資していけば、どう考えても悠々自適な老後が待っている。

おそらく50代前半にはセミリタイア可能な水準となり、
息子らの進路も見えている頃だ。
(一番下の子が15歳/高校進学)
不動産等からのキャッシュフローはどう見ても100万円/月を超えているだろうから、勤め人を卒業することも可能だ。

つまり私は、30代半ばにして、
男として必要な金と女の問題をクリアしたことになる。

私はそれほど欲望が強くないので、
金の面では月100万円程度の不労所得があればいい。
女の面では妻がいれば十分で、若くて美しい女と関係を持ちたいとは思わなくもないが、それに伴うコストを考えれば割に合わないと思ってしまう。

ある意味情けない人間なのかもしれないが、
「低いレベル」で金と女という男の人生の課題をクリアしてしまったと言えるであろう。

金と女を手に入れたその先に…。

そこそこ自分が納得いくレベルで金を女の問題を解決したら、
次は何を目指せばよいのであろうか?
サウザー師匠曰く「自由な時間」
ということになるだろう。
私も今はこの、「自由」を獲得するためのステージにいる。

結婚せず、子供がいなければ、
既にこの「自由を獲得するステージ」もクリアしていたのであろうが、残念ながら私は早くに結婚してしまい、
子供も3人作ってしまった。

今思えば結婚は先送りすべきであったが、
今更言ってもどうしようもない。
妻子への責任を放棄してまで、私は自由を追求できない性分なのである。

よって、私は妻子を抱えたまま自由になる。
という、戦いをせねばならないわけであるが、
その達成はあと10年必要だ。

金と女の問題を解決する、しかる後自由を手に入れる。
そして十分な余力を以て、結婚・子孫繁栄に取り組みたいものは取り組めば良い。

この順番を間違えてはいけないのである。

このテーマは重要なので、
何度も何度も繰り返し書く。
私の子供にも結婚を早めるメリットはない。
経済的自由の確率を優先せよ。
と、口を酸っぱくして教育している。

是非結婚を考えている男子諸君に置かれては、
順番を過つことなきよう、心されたし。

自由の獲得を先送りしても、
結婚したい相手が居て、子供が欲しいというならば、
それもまたよし。
私はそれで15年遅れてしまうことになったが、
それはそれで良いと思っている。

50歳から30年健康を維持して、
自由を満喫したいと思う。

ただ、自由も恐らく数年で飽きるであろうことは想像に難くないが…。

それでもなお、自由の獲得は望むべきものである。

嗚呼自由…。

つづく