資本主義と社会的生物の良いトコ取り!

資本主義の分析

勤め人は不自由かもしれないが。

「社畜」煽りが騒がしいTwitter界隈です。
しかし、他人様を社畜呼ばわりしてるフリーランスの皆々様でも資本家に到達していない人達に関してはホワイト企業の勤め人より過酷な環境で労働しているように見受けられます。

PCにへばりついて「1日30ツイート!」
とかやってるわけで、
中身のないツイート30回されてもインターネットにゴミを散らかしているに過ぎないですし、有給もボーナスもないあの環境がいいとは思えません。

全人口の5%かもしれませんが、
一流大学を出て、一流「ホワイト」企業に入るのが、まだまだ有効です。
さらに最有効戦略は、一流ホワイト企業に入って出世を追わずに勤め人+アルファで10年頑張ることです。
これ以上に再現性の高い勝利の方程式はありません。

話がズレズレになってきましたね。

そもそも完全なる自由は不自由である

パーフェクト自由

その自由は何かというと、
「無人島に1人」
これです。

誰からも何も命令されない。
24時間365日自分の時間。

しかし、この状態では食料の調達、家の建築、水の確保など、
「生きる」ために起きている時間の8割を投資しないといけません。

私たちが目指すのは
快適なマンション、コンビニ、ファミレス、外食もできる、水道も蛇口をひねれば好きなだけ。
そんな、

「現代社会のインフラを自由に使えて、さらにエンターテインメント迄消費できるけど、労働から解放された自由」

とんでもない傲慢な話である。

無人島の自由ではなく、他人との関わりを利用するという社会を利用しながらも自由を得るということ。

これを得るためには何が必要なのか?
それは直接的にはカネということになろうが、
カネは資本主義社会の中で、商品と商品を交換する媒介物としてのカネである。

商品➡カネ➡商品➡カネという流れを取らざるを得ないのだから、「自分もカネに変えられる商品」を持っていないと話にならない。自分の商品が労働力しかない場合には残念ながら自由を享受する側に回ることは永遠に不可能だ。

労働力とは必ず、その所有者の身体を時間的に拘束する必要があるからだ、仮に在宅ワークだとしても、一定の成果物を生み出す責任がある。

頭脳労働的であったとしてもカネと交換してもらう以上は、成果物が必要だ。

結局 +アルファを作るしかない。

既にサウザー師匠が回答を出してしまったが、
「自分の商品を持つ」
ここに帰着する。

労働力を売りたくなければ代わりに何か売るしかない。
当たり前の話だ。
売る商品とは他人が喜んで交換に応じてくれるものであれば何でもよい。

火星の石でもサンマでもマグロでもキノコでも良い。
勤め人として労働力を売りながら+αとして何かを持つこと。
これ以外に「傲慢な自由」を得る手段はない。

厳しいだろうか?
私はそうは思わない。
ちゃんと「眼が開いた」状態であれば10年、
家族を持っても20年もサイクルを回していれば
傲慢な自由を得る側に回ることができる。

そして傲慢な自由を得ている者ほど、
社会に役立っているというのが「圧倒的事実」なのだ。

傲慢で社会にとって有益な自由の享受者となろう。

をはり