職業はどうでもいいという話。

働き方

給与は何をしてもらっても同じだ。ドブさらいも外資系金融も同じ。

勤め人+アルファ(主に大家)としての情報発信をしている(つもり)私であるが、
勤め人の仕事の詳細についてはあまり語らない。

というのも、「どうでもいい」からである。
勤め人として受け取る給与というものは、
人生を切り売りした対価である。

工場労働をして得た100万円も
キラキラ総合商社で働いて得た100万円も同じなのである。
勤め人の給与として得たカネという意味では全く等しい。

重要なことは、
① いかに低ストレスに
② それなりの金額を

給与として得るか?
この点だけが重要だ。
① 低ストレスによって生まれた精神的、肉体的余力を、
+アルファ(自分自身のビジネス)に投入する。
+アルファにはタネゼニも必要だから②で得た金額をどんどん投下していかねばならないのである。

その意味で、私の勤め人としての仕事の内容を話すことは、
100%このブログの趣旨に反するわけだ。
だから語らない。
営業職で得た10万円、システム開発で得た10万円。
どうでもいい。

低ストレスで充分な給与ならそれでいいのだ。

低給与への対策

薄給でも低ストレスなら大丈夫だ。
対策はある。

それも聖丁が語り尽くした話題ではあるが、
敢えて繰り返す。

生活コストの徹底的な切り詰めである。

住居は親に頼んで同居させてもらう。
これで家賃が浮く。
女は作らない、家族も作らない。酒タバコはやらない。

住居、水光熱費が浮くだけで大分楽になる。
低ストレスなので、酒タバコも必要ないはずだ。

20万円の給与で借家に住んで、女でもいたら大変だ。
家賃に5万、水光熱費で1万、女との交際に2万‥‥。
冗談ではない。半分近く消えてしまう。

40万円の給与でも、家賃に10万、女の交際に5万、
トモダチ付き合いに5万、車に2万、保険に1万‥‥
とやっていたら同じようにカネが消える。

20万円でも親と同居して実家には1万円だけ払って寄生。
あとは仙人のように生きていれば毎月18万円貯めることも可能だ。

低い収入への対策は、さらに低い支出。
これしかない。
実際、私もこのような時期はあった。
収入は低いし、タネゼニも貯まっていない。
私の場合には、ダブルワークという手段で収入を上げて対応したが、
独身であれば、仙人のように生きて節約するのも手だ。

さらに猛者は両方(収入上げる、支出を下げるのダブル戦法)を取るだろう。
しかし、これは無理がある。
短期しかできないだろう。

私の場合

金融業は基本的に高ストレスの最悪の勤め人環境である。

私も広い意味では金融の業界にいる。
実際同僚の9割は銀行員か証券マンだった。

100万パーセント金融業界はおススメできない。

ただ、私は回収専門会社に就職した。
銀行員は、他の銀行員と全く同じ商品を競って売らされるという、
最もハードワークであるが、
回収の局面では真逆になる。

回収する相手は決まっている。
そして無駄にペコペコする必要はない。
正常に返済しないから、
回収担当者が必要になるのである。
正常に返済できない相手のご機嫌を伺う必要はない。
実にストレスが低い。
もちろん返したくても返せないかわいそうな人もいる。
そんな相手に返せ。
と言うことにストレスを感じる人は多い。
そんな人には向いていない。

請求を堂々とストレスなくできるならば、
借金取りは楽な仕事だと思う。

そういう意味では単に業界で「ダメ」
というのではなく、細かく分析してみた方が良い。

私の場合は
借金取りからランクアップして、
投資ファンドに転職して、確かに給与は増えた。
しかし、
政府から出資を受けている関係で、
ガンガン回収ということができなくなった。

戦略コンサルみたいに財務分析したりしなければいけないこともある。

その意味ではストレスが増えた…。
案外借金取りだけやっていた方が、不動産は増えていたかもしれない。

人間万事塞翁が馬である。

禍福は糾える縄の如し。

とも言う。
今が辛いと思うより、
今面白いと思うようにした方が良い。

マルかバツかは、
数年後にしかわからぬものだ。

をはり