働き方を改革せよ

働き方

日本総ホワイト化

『一生懸命働かないと世界に取り残される。』
とかいう経済評論家が未だに働き方改革に反対しているようですが、私はホワイト労働化賛成です。

私が就職した頃(2004年頃)にはまだ、サービス残業をする社員は素晴らしい。上司が帰るまで帰らない。朝は7時台に来て日経新聞を読み終えて、上司の席を拭いておくなど。
これらの悪習があたかも「美談」かのように語られていた時代でした。
あれから14年も経って、日本は非常に働きやすい環境に変化しつつあると思います。

ワタミに始まるブラック企業を糾弾する風潮や、SNSやスマートフォンの機能向上に伴い、今までブラックボックスであった、企業の労働環境の可視化という流れによって、世間の目がブラック企業を捉えやすくなったのです。

非常に素晴らしいことだと思います。

一生けん命働く人がいなくなったら経済的に日本が衰えるだって?

これはあからさまなミスリードです。
一生懸命働来たい人は「副業、復業」をすればいいだけです。
また、労働者としての枠組みから外れて、役員になったり、株を出資してオーナーとして立場を変えて労働基準法から外れて働けることになります。

「労働者」としての立場でモーレツ、一生懸命にやる必要はありません。
そもそも長時間労働をしていたここ30年、日本のGDPは下がり続けていますからね。

資本主義のルールは変わっちゃいない

資本主義社会において、成功するには生産設備を持つ「資本家」にならなければいけません。
私も「賃貸用不動産」という生産設備を持っています。
これが勤め人+アルファであり、
労働者としての立場と、資本家の立場が混在している状況です。
これを徐々に資本家の立場にシフト(不動産を増やす)させることが、
資本主義で勝ち抜くための方程式なのです。

働き方を改革したところで、そのルールに変更はありません。

なぜ今働き方改革なのか?

善意に解釈をすれば、
「格差社会が拡大し過ぎている」
ことも挙げられると思います。

起業家と、労働者に差がつきすぎてきました。
日本は1億総中流という社会を作り上げて世界経済を席捲した時代があります。
余りに強力過ぎて、叩き潰されましたが、
あのシステムは世界が目指すべき成功モデルでした。

結局アメリカ型の格差社会がこの失われた30年で拡大して、
アメリカ様には太刀打ちできないレベルの経済規模に落とされました。
結果中国が今度は台頭してきて、アメリカの矛先は中国に向きました。

そもそも日本はアメリカの属国に近いので、
アメリカ様より繁栄することは許されておりません。
世界3位くらいで平和にやればいいと思います。
(3位でも十分高いと思いますけど)

「ちょっとアメリカ様の言う通りやってきたけど、格差がひどいよね」
「すこしトーンダウンしよう」

これが本音なのではないでしょうか?
いくら金持ちでも1,000億円も個人で保有する必要はないでしょう。
100億円あれば利息(1%)だけで生活できますから、
900億円は貧しい1億人に900円ずつ配布してもいいじゃん。と。
そういう社会に戻るきっかけになればいいなと。
個人的には思っています。

受け身じゃダメだ!働き方改革

働き方は自主的に改革する必要があります。
初歩の初歩は

① 労働者として要求されるレベルの仕事をこなす
② 5時(定時)に帰る。残業はしない
③ 有給休暇はフル消化する
④ 飲み会、社内イベントは不参加(全員参加のみ参加する)

これです。
ここまでやり切りましょう。
会社が何を指示しようとしても、
自主的に働き方を上記に変更です。

そして浮いた時間を資本家になるための活動に費やすのです。
自らの事業を構築するという事です。

働き方!改革せよ!

をはり