借金とは、げに素晴らしきもの

買い方の話

所有物件一覧に16号物件概要を乗せました。

お暇ならみてよね!

2020年に税務調査が来るとも知らずにヘラヘラとノールックで買った16号物件
(リフォーム等コミコミ800万円)
の概要を掲載したのでご覧下さい。

年収350万円で都心勤務という、
司法試験ドロップアウト高学歴のワタクシ25歳。
スルガ銀行からもノンバンク(当時ライフ住宅ローン)からも借金ができずに資本主義に対する復讐戦を開始したワタクシ。

41歳にもなって、高年収になってもずっと、
同じ投資手法で買い進めてきました。

私は「うまく行っているならば投資手法を買える必要はない」
と、考えています。
バフェットが投資の神様と言われるのは、その投資手法がブレないからでしょう。
私も同じように考えています。

しかし、昨年の税務調査で追徴で1,000万円以上納付したことで、
生き方を変えなければいけないと痛感しました。
その最後の投資物件となるであろう16号物件。
私の投資家人生の転換点となる物件です。

さて、

借金の素晴らしいところは、非課税であることだ

もし、私達が情報商材を売って1,000万円を手に入れたとする。
「濡れ手に粟」
である。

この1,000万円は課税される収入である。
この収入から収入を得るために費やしたコスト(仮に10万円としようか)を引いた
990万円には「税金」がかかるのである。

30%の税が課せられるとしたならば
手残りは約700万円となるのだ。
当たり前である。

しかし、
これを借金で調達した場合にはどうだろう。

なんと1,000万円が丸々手残りとなる。
借金は借りても返しても税金がかからない。
消費税も課せられない(そもそも消費していない)。

情報商材を売って得た1,000万円であれば
残った700万円しか投資できないのに、
借金で得た1,000万円は
全額、1,000万円全部投資することができるのである。

もちろん返済しなければいけないが、私は返さない

借りた借金を私が返さなければいけないとしたら、
それは「悪い借金である」
しかし私は返さない。

借りた金(カネ)を返さないわけではない。
私が返すわけではないということだ。

1,000万円を返すのは誰か?
そう「賃借人」である。
私は1,000万円を借りて貸家を買う。
これを月10万円で貸す。

1,000万円の金利が5%としたら、
年間50万円である。
年間家賃(120万円)-金利(50万円)=70万円
年間70万円の利益となる。

この70万円には税金がかかる。
税率30%として21万円を税金として払い、
手残りが49万円。

49万円から借りた1,000万円の元金を返済する。
40万円返済したら、25年かかって借金はゼロとなる。
9万円が完全なるわたしの使えるカネ。
ということになる。

1,000万円借りてたった9万円‥‥。
と、思うのは早計である。

これを100倍の規模で実行したらどうか?
10億円で900万円の税引き後利益である。

どうだろう。
普通の生活であれば家族で暮らせるだけの手残りではないか?

あとは金利や収益性をうまくコントロールしていけば、
手残りはもっと多くできるし、
より少ない借入でも経済的自由を獲得できるとは思えないだろうか?

さらに、不動産だけでメシを喰っていくわけではない。
勤め人+アルファであれば勤め人の給料で生活費を賄いながら
投資規模を拡大していくことができる。

10億円だろうが、1兆円だろうが、
私が汗水たらして稼いで返済するのではない。
ビジネスが返済していくのだ。
そして返済が終わった時、私の手元には借りたカネと同額の資産が形成されるのである。

ビジネスが返済する借金はどんどんするべきなのだ

私も借金取りとして勤め人をやってきたので、
借金の恐ろしさは骨身にしみて理解している。

借金がおそろしいのは、
返済できなくなった時である。

借金を正常に返済している限り、
債権者は何もできない。
ただ、毎月約束したカネを受け取るだけだ。
即ち利息と元金の返済を受領するしかできない。

モチロン経営状況が悪ければ一括返済とか色々契約書(金銭消費貸借契約)には書かれているものの、上記の原則は揺るがない。
カネを貸す方も毎月しっかり返済されていれば、文句は言わない。
それどころか、安定して利益を稼いでいれば
「もっと貸しますよ」
ということにもなる。

100億円借りたとしても延々借り続けることができる限り、
資金ショートすることはない。

1億円を借りることができると言うのは、幸せ以外の何物でもない。
シコシコ自力で稼いだら10年も20年もかかることを、
非課税で1秒でショートカットできるのだ。
この「時間を買う」ためのコストを「金利」と言うのである。

借金とは誠に素晴らしいものだ。
ビジネスが返せる借金はいくらでもして構わないし、むしろするべきだ。

サイテーの借金

借金は誰が返すのか?が需要だという話をした。

ビジネスが返済する借金はサイコーだが、
サイテーの借金とは何だろうか?

それは住宅ローン、自動車ローン、教育ローン、奨学金だ。
これを返済するのは「自分」だ。
この借金をしたことで1円の収益も産まないカネは絶対に借りてはいけない。

将来の自分の収益力を売っているのである。
その対価が金利である。
自宅、マイカー、教育費は稼いだカネで、
金利を払うことなく、キャッシュで支払うべきなのだ。

私も一時期カードローンで借金をしていた。
銀行としては、私が消費に使ってもいいという事で貸しているのだが、
私は不動産を買った。
カードローンを返済するのは賃借人である。
一方、1,440万円あった当時のカードローン融資枠を使って、
私がレクサスを買っていたら、これはサイテーの借金となる。

サイテーな借金はせず、サイコーの借金をして欲しい。

つづく