今日は3件Web面談

人間関係

日本の平均を忘れてしまいそうになる

熱心な読者の皆さんとのWeb面談サービスは今日は3件。
読者がいるというのは励みになる。
そもそも30分程度面談したところで、
人生に劇的な変化があるはずもないことは私も承知しているが、
ふと手に取った書籍の1行が人生を変えることもある。

その可能性が0.01%だとしても1万回行動すると1回のミラクルを拾うことができる。
そんなキッカケになればいいなと思っている。

しかしだな。

少々私の持ち前のサービス精神が全面に出てしまい、
面談者に媚びているというか、サービスしすぎている気がする。
それを気にしてしまうと、本当は面談者のソコを斬らねばならないのに
斬らずに諭してしまうという現象が起きる。

今日からは少々失礼を承知で、自分のことは棚に上げて
斬れるチャンスがあったら斬ってしまおうと思う。
斬れば血も出るし、膿もでる。
残る傷になるかもしれないが、
それはそれまで。

お手柔らかに斬る。

さて、

面談者の方はプロフィールを事前に送信して頂いているのだが、
勤め人、大家業、いずれも私と同等か、大きく上回る成果を出している。
日本の平均的な勤め人の枠を既にはみ出しつつある人が多い。
日本人の平均年収500万円以下という悲惨な平均を大きく超えてくる。

この層の人には嘘やごまかしが通じない。
くだらない商品でも売ろうとしたものなら
あっという間に見抜かれてしまう層である。

今日は斬るチャンスをうかがう面談にしたいので、
いざ尋常に勝負である。

カネのステージ、異性=家族のステージ、自己実現のステージ

各ステージは段階的に進むのではなく
並行して進んでいく。

最近NSXという人気がある車を売って、頂き女子に奪われたという
50代の男性のニュースを見た。
これはカネのステージと異性のステージをクリアできなかったことが問題の根本にある。
その上で自己実現(車)まで奪われたのだから、
人生に絶望するには十分な理由だ。

そしてこのステージは「諦める」という戦法もあり得る。
試合放棄である。
スポーツでいうと棄権。不参加である。

カネはあきらめる、家族はあきらめる、女性はあきらめる、自己実現はあきらめる。
という作戦も有効である。
しかし、人間産まれてきたのは理由がある。

永遠の存在である魂が、有期限の肉体をまとって現世に産まれてきたのは、
その魂の修練のためだ。
スピリチュアル的な話になって恐縮ではあるが、
そうと理解しないと人生が面白くないから、私はそう解釈している。
だからニヒリズムなんて哲学は私には不要である。

結局、人生のステージを棄権したとしても、
本当に諦めたわけでない限り、形を変えて、人生のステージの課題は
何度でも私たちを試してくるのである。

例えば、ある男性の話だが、
30歳で結婚した。
恋愛もソコソコ経験し、普通の奥様と子供がいる、一見幸せな家庭を築いたとする。
しかし、異性のステージの修行を完全に終了していない場合、
思わぬ出会いが起きる。
外見、性格共に惹かれる相手だ。
この相手と不倫関係に陥って家族を失うというパターンである。
完全に修行を終えていないと、このような状況に陥ることが多い。
若い頃に十分な恋愛修行をしていないままに、
家庭をもってしまったが故の不幸である。
このような事例は枚挙にいとまがない。

完全に修行を終えたマスターであれば、
奥さんには「寛容な人物」を選び、不倫相手とも適切に対処しつつ、
仕事に影響を与えないまま人生のコマを進めることができる。
だが、未熟なままだと、とんでもない失敗に至ることがある。
家族を失う、不倫相手と結婚してから、また同じ失敗をする。など。

カネでも同じだ。
水原一平氏もこのパターンで破滅したし、
芸能人でも修行が中途半端なままにカネだけを手にしたものだから、
あっという間に失って、逆に借金漬けになっている人物も多い。

かと思ったら、案外汚いカネを使っておきながら、
グレーのままで逃げ切った上に、自分の息子に会社や選挙区を
キレイに譲って引退する政治家や経営者もいる。

特に問題の根本には金と女があって、
この2つはどちらが弱くても両方ぶち壊すだけの力がある。
20代、遅くとも30代前半にはケリをつけておかねばならない。

かく言う私も恥ずかしながらいずれの問題も最終的な結論と平和を得るまでには
43歳までかかってしまったし、
マスターとなったか?
と聞かれれば怪しいものだ。

ここから再びカネのステージのテスト、女のステージのテストが課されないとも言い切れない。

完璧なロジックでもたらされる投資話。
完全に私の好きなパターンの女性との自然な出会い。

それをうまく制御できるかと聞かれたら怪しいものだ。
いわんや!!!!!!

ロクにカネも女も手に入れていない男が「あきらめた」だと?
それは嘘だ。
その嘘は容易に暴かれることになるだろう。

見苦しくとも、情けなくとも、戦うことをお勧めする。

自己実現のステージ

このステージは趣を異にする。
カネと女のステージを修了したものだけが、このステージで思う存分腕を振るうことができる。

カネ=自己実現というパターンも多いし
女=自己実現という人もいる。

このステージはまさに自由である。
私はまだこのステージに立っていないかもしれない。

成功した不動産大家で、カネと女のステージを攻略しても、
ここで、よくわからないままフラフラ自分探しをしてしまうケースも多い。
オトナの自分探しである。

このステージはまさに1回クリアした人が残りのゲームを楽しむステージだ。
私も正直言ってここに来ているとは思えない。
来ているとしても何をすべきかはハッキリは分からない。
更にこのステージでは攻略法がないのである。
恐ろしいまでの自由、圧倒的自由なのである。

成功者に聞くこともできなければ、
ゴールさえ自分で決めねばならない。
ある意味最難関ステージである。

まあ、カネと女のステージはある意味楽勝だと言っていい。
この圧倒的な自己実現ステージと比べれば、児戯に等しい。

共に歩もう。

をはり