人に優しく・・・より自分に優しく

「世のため人のため」が美しいと言われた時代が長かった日本。

昨今はやっとパワハラ、セクハラ、モラハラといった、昭和の価値観が
崩壊し、暴力的な言動で弱い立場の人を攻撃する人を
しっかり「ダメ人間」として扱うようになって非常に喜ばしいことですが、

まだまだ甘いと思います。
「社会の弱い立場の人を助ける」とか、
「アフリカの学校にいけない女の子たちを助ける」とか、
「政治活動に参加して安倍政権反対のデモをする」とか、
これらの一見、「正しい」ことをやっている人も私は斬ります、

こういうことをやっている人には2種類いるのではないかと思います。

(1種類目) 心から問題意識を持ち、この活動より大事なことは人生においてない。

と思っている信仰心が頂点に達している人。

(2種類目) 問題意識を持っているものの、カネ、女、名誉の代替手段として活動している人

どちらかだと思います。
私も上記活動は非常に意義があることだと思いますが、
ボランティア精神で続けるには「信仰心」に近い何かが必要です。
政治に参加するのもそうです。

投票は国民の義務?

私はそうは思いません。
投票に行く時間に時給100万円のアルバイトがあって、
それで5時間働けるのであれば投票など行く必要はありません。
さっさと500万円貰って不動産投資の頭金にするべきです。

何を言いたいかというと、

「他人の正義に振り回されて、自分の幸せの実現をおろそかにするんじゃない!」

という事なのです。

よくある会社の社訓的なヤツですが、

① 自分のためよりも社会のために頑張ろう
② 社会に貢献できる企業になる
③ 社員であることを誇りに持ち・・・云々

「いやいやいや、それは経営者が従業員を利用しようとしているだけ」です。
確かに社員とその家族の幸せを優先させる、私の勤務先のような会社もあるにはありますが、
世の中全体の中では少数派です。

努力をして、売上を上げて、『成長して』利益の1割程度を給料としてもらう。
それがサラリーマンの基本的なスタイルでしょう。

私は人格者ではありませんので、
1日の時間のうち100%を会社の為にささげて、そんなやり方は納得できません。
正直30%の力で流して、残りの70%で不動産投資で自分を金持ちにすることを優先します。

残業をしなければ終わらないレベルの仕事を与えてきて、
「私の能力不足で終わらないのだから残業をして頑張る」

ハイ、大間違いです。
残業をしなければ終わらないレベルの仕事を与えた経営者が悪いので、
終わらないままさっさと帰るのが正しい。
終わらない責任は社員の能力と、仕事量を見誤った経営者の責任です。
どうせ経営者は取引先と酒でも飲んでるのでしょう。

遠慮する必要はありません。
「できませんでした。お疲れ様でした。」
と、上司にメールでも送信してさっさと帰ればいいのです。

ただし、経営者から
「こいつ使えない、クビにして他の奴を担当させよう」
という判断をされても受け入れる必要があります。

そりゃ当然、同じコストで性能が低い私(あなた)よりも
同じコストでよく動く他の若者を使うのは経営者として
当たり前とは言わないまでも1つの判断として正しいのです。

さぁ、そこで重要なのは、
何も私は「サボれ」と言っているわけではありません。
サラリーマンは「ずる賢く立ち回れ」と、言っているのです。

残業しなければ終わらないような仕事をそもそも引き受けないように
「適当にバカなふりをする」
ことが大事です。
それでも引き受けたら仕方ありません。
ある程度完成させて、次から受けないようにイマイチな仕上がりで
まあいいや、と適当にやっておけばいいのです。

経営者としては
「クビにするほど使えないわけではないけど、もう次からは頼まない」
と、判断する、そんなレベルの仕上がりで終わらせるのもありです。

但し、(但しが多いな)
会社の仕事で自分がやりたいことがある。
銀行に入社したけど、マーケットの仕事がしたいのに、支店の営業ばかりやらされているなど。
こういう人はちょっと事情が違いますね。
銀行のカネでマーケットで博打を打ちたいという話なので、
銀行には居ないといけません。
ただ手を抜いてゆるふわやっていても夢は実現できません。

支店で営業やらされて、
さぼって適当な仕上がりにしていたら、
文書管理室とかに飛ばされます。
そういう組織で上に行きたい人(それが幸せな人)は、上司にこびへつらって、
支店で結果を出して、マーケットの部署に行きたいことをアピールして、
証券アナリストの資格程度は夜、必死に勉強して取っておくべきだと思いますよ。
はい。

だいぶ話がずれてきましたので修正します。

他人が決めたルール、そのルールで幸せになるのは誰かよく考えることです。
自分を幸せにしないルールであれば従わないことです。

サラリーマン + 不動産投資 を提唱する私は、
サラリーマンとしての安定的な給料と、不動産投資によるダブルインカムで
他人の2倍の経済力を求めています。
そしてゆくゆくは不動産投資を成長させて、
ストレスと貴重な人生という時間を奪うサラリーマンをやめたいと思っています。

しかし。そんな私の生き方は、
当然、出世という意味ではバリバリやっている同僚に勝てるわけがありません。
役員とゴルフに行って、飲み会行ってご機嫌を取って、
死ぬ気で残業して結果を出そうとしているのですから。

目標 + ちょっと上の結果を出して、それ以上は来期のネタに持ち越し、
暇なときは5時に帰って、有給休暇をフル消化する私が、
逆立ちしたって勝てるわけがないのです。

しかし、私は、私の幸せのためにはこのスタイル(勤め人+アルファ)
がいいと選択してやっているわけです。

皆さんはどうですかね?
会社のルールに一生懸命したがって、自分のことが後回しになっていないでしょうか。
会社のロジックと自分の幸せが重なって、将来は社長を目指すというのが
幸せならいいのですが、そうでないならば1日有給を取って考えてみるのも悪くないと思いますよ。