不動の心

不動産の神様と言えば不動明王ですね(ロ虚)。

世の中には多動症(たどうしょう)と言う人種がいるらしく、
行動すればいい!
みたいな誤った認識をしていて、
病気に「力」を付けて、多動力(たどうりょく)なんて言って
一般人を振り回す天才がいますね。

私も昔は『俺は天才だ』という誤った自己認識をしていて、
努力すればできる!
という『残酷な宗教原則』を信じていたこともありました。
高校時代は陸上部に入って、それなりに努力しましたが、喫煙しているのに
県大会記録を更新する偏差値の低い高校のランナーに負けるのが、
3年も理解できなかった時点で私は既に天才ではありません(笑)。

今ならさっさと時間拘束が長くて無駄な運動部はやめて、東大受験にフォーカスし、
趣味でジョギングをします。

ホリエモンとか、ZOZOの前澤さんとか、スティーブ・ジョブスとか、
そんな『天才の言うことを凡人が真に受けてんじゃないよ』と、
理解できるまでは成長したつもりです。

足が速い奴らっていますよね。

彼らが足が速いのは才能です。
ほぼ間違いありません。
黒人の運動能力が優れているのはその遺伝子によるものです。
欧州のサッカーでも移民やアフリカ系の選手が幅を利かせているのもその通り。

彼らに走って勝てると思いますか?
絶対無理ですね。

はい。
では経営者としてZOZOの前澤さんや、
ジャパネットタカタの創業者、ココイチの創業者に勝てる
アパレル会社、通販会社、カレーショップを作れますか?

絶対無理です。

では、
不動産投資家としてはどうでしょう。
そうです。
並みいる不動産投資で成功している歴戦の戦士(著名不動産投資家)たちは
不動産業界をスポーツ業界に例えると、プロリーグのトップアスリートです。
彼らと全く同じ成功ができるわけがないのです。

努力すればできる?

ではなぜ私はプロ野球選手になれなかったのか?

努力が足りなかった?
いえ違います。
そもそも才能が不足しています。

ですから、まずもって私たちのような凡人が目指すべきゴールは
小さな、小さな一歩であるべきなのです。

キャッシュフロー毎月100万円でサラリーマン卒業!

うるさいよ

と!

違います、我々が目指すべきは
『サラリーマンしながら、月5万円の家賃収入!』

これです。
この小さな小さな一歩なのです。
これを目指すのです。

いきなりプロになって初ヒットでマルチ安打!
いきなりハットトリック!

を目指してはいけません。
我々は凡人に過ぎないことを忘れてはいけません。

スポーツのように圧倒的な差が見えにくいですが、
企業経営、不動産投資、株式投資、FX、仮想通貨には
スポーツと同様、いや、もしくはそれ以上に才能による差があるのです。

料理、異性へのモテ、掃除、育児、教育、全部そうです!
私たちはそれぞれ全く得意分野が異なり、
『ある分野では圧勝』できるのに、
『ある分野ではダメ人間扱い』されるほど、違うのです。

そうさーぼくーらは世界に一つだけのはーなー。
ひとりーひとーり違う種―をーもつー。

なのです!

そこで『不動の心』が重要なのです。

勘違いをすると、
スマートな日々(デイズ)のカボチャを買うことになるんですよ。
動くな!
不動産は動かない資産です。

嘘くさい不動産業界の連中の甘い言葉に乗って動くような
投資家は不動明王によって業界から追放されます。
動かないことは何より重要なのです。

天才的な起業家の言葉が、
凡人の我々に直接適用できるわけじゃないじゃないですか?
『天才起業家の言葉の1%程度が自分にとって使えるかどうかのレベルだろう。』
というのが謙虚な姿勢です。

多動力だ!なんて言って、迂闊(うかつ)に動くような甘い投資家が
海千山千の業者に食い物にされるのです。

エリートサラリーマンと言っても
その業界ではエリートかもしれませんが、
業界が1つ変わったら、ただのカモなのです。

サバンナで最強のライオンが調子に乗って沼地に行ってしまったら
ワニの餌食になるのです!

まずは動かないことです。
不動の心ですよ。
自分の得意分野から出るなと言うことです。

私の得意分野は債権回収であり、任意、強制の回収手段を極めています。
ただし、金融債権限定です。
この分野から基本的には出ないことです。
サバンナの中の高台の森の中で、さらに特殊な獲物だけを捕食する小型動物のようなもの。
この圧倒的優位な場所からはなかなか出ません。
出るとしてもコッソリです。
サバンナの高台の森から一歩だけ出た草原の、ほんの一部に狩場を広げてみる。
そんなイメージです。

一歩ずつコッソリ出るのです。
勤め人仕事で処分していたようなワンルーム、中古の分野にコッソリ
進出しました。
1件目はロクに勉強もしないで買って軽い火傷(ヤケド)をしました。
でも2件目からは大丈夫です。
そして徐々に範囲を広げて、今は再建築不可と、ローンの利用に進出しました。
ここまで10年かけています。

ある企業が全く異業界・異業種に進出して成功
(ブックオフの起業家が、レストラン業界に進出するなど)
したケースはありますが、
これは天才的経営センスのなせるワザ。
凡人には理解できないロジックがあるのです。

なぜ自分が天才だと思えるのか?

不動の心を持ち
自分の得意分野(サラリーマン、勤め人)から基本は出ない。

出るとしてもちょっとずつ。
まずはキャッシュフロー5万円。
それを貯めて、もう1回同じことをやってみる。
10万円になるかもしれないし、
損を出してゼロに戻るかもしれない。

それでもゼロ。マイナスじゃない。
3回目はもう少しチャレンジする、もしくは損がないうちに撤収する。

そんな『不動の心』で『不動産の世界』でちょっとずつ成長していきましょう。

4件のコメント

  1. いつも拝見しています。
    今日のお話、特に響きました!
    サラリーマンしながら区分2部屋と戸建1軒持っていまして、次なる一手をどう出るか迷ってます。(大きいの欲しいなーと夢見ています)
    凡人らしく亀の速度でもいいかと考えさせられました。
    ありがとうございました。

    1. コメントありがとうございます。
      いつもお読み頂きありがとうございます。
      区分2つと戸建1戸お持ちとのこと。

      焦ることはないと思います。
      私も三井住友トラストローンアンドファイナンスを躊躇なく申し込める迄に、
      9件の投資が必要で、今は呼吸をするように借りられます。

      その『時』が来れば自然と自分に合った物件が来る。
      その位鷹揚(おうよう)に構えておけばいいと思います。
      希望は必ず実現します。

  2. 素敵な文章ですね!
    キャッシュフローが低いうち、もしくはまだ参入すらしていない時期は特に焦ってしまいがちなので、とても心に沁みました。

    1. コメントありがとうございます!
      私も所有物件がゼロの時に焦って
      「将来賃貸できる物件を住宅ローンで買う」
      という行為をして、低キャッシュフロー物件を買ってしまい、
      その後現金買いで数年かけてリカバリーしました。
      小さければ小さいほど、はじめの一歩は良いと思います。

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