桐谷さん(75歳)の資産は5億円らしい

資本主義の分析

超有名優待投資家桐谷広人さん

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桐谷さんの総資産は5億円とのこと。
当然ながら日本人の平均よりはかなり多い額である。

75歳まで投資を続けていたのであるから、
ある意味当然なのかもしれない。

日経平均が1万円だった頃から投資していれば、4倍になっているのだから、
投資元本が1億円だったとして4億円あってもおかしなことはない。
配当を再投資していれば当然5億はあるだろう。
30年前の桐谷さんは45歳。
時間が味方したともいえる。

私も45歳だが、総資産は2億弱である。
桐谷さんは株式投資家だから、
債務はゼロだろう。
純資産=総資産である。
一方私は不動産なので、借金もある。

純資産ベースでは108百万円ってところだ。
あと30年で5億まで増加させるのは難しいかと言うとそうでもない。

1億400万円を年利8%で複利運用して、200万円を追加再投資していくと、
20年かからずに5億円を超える。
恐らく私は65歳迄には純資産5億円を超えていくだろう。

粛々とルールに沿って投資していけば5億10億は難しくはない。
桐谷さんは独身で子供がいないから、
兄弟の息子が相続することになる。

桐谷さんは3人の妹がいるとのことだ。
兄弟の遺伝子は自分とほぼ同じである。
その意味では兄弟の子供、特に女兄弟の子供は、
自分に遺伝子情報がかなりの確率で受け継がれている。

子供がいないとしても、
兄弟の子孫繁栄に貢献すれば良い。

純資産5億は比較的簡単だ。

500万円の貯金を元手にして、不動産を買い、年8%で複利運用を続ける。
追加投資は毎年200万円だ。
これを19年続けると、純資産は1億円を超えてくる。
これは物件自体の値上がりは見込まない。

さらに19年で純資産は5億を突破するのである。
38年あれば5億は比較的容易に作れるのだ。
売却を全くしなくてもこの数字だ。

年8%を安定的に作るのは無理か?
私は全くそうは思わない。

投資元本500万円を頭金にして、
1,500万円の物件を買うとする。
利回りは7%だとしよう。

1,500万円を7%で回すと、年収は105万円だ。
1,000万円は借入なので、金利3%とすると、金利は30万円。
差額は75万円。
500万円の投資元で75万円稼げるのだから、
自己資金利回りは15%となる。

まあ計算は雑だが、7%ではなく、10%の物件、ウマい人は20%の物件も仕立てる。
無理な話ではないのだ。8%程度は。
たまに現金を織り交ぜたり、諸費用がかかるとしても、
利回りをキッチリ拾って、調達金利を低く抑えたり、
借入を厚めにしたら、複利で8%は難しくない。

現実的に、私が不動産を始めたのが29歳、16年で純資産は1億円を超えてきた。
毎年の追加投資金額200万円と言うのは、序盤はできていなかったが、
今では余裕でねん出できる。
短縮すら可能なのだ。

いかがだろうか。
是非Excelで計算してみて欲しい。
そして淡々と投資し続けてみればいい。

資産形成は簡単だ。誰にでもできる。

20年、たった20年の継続で1億円は可能だ。
その期間で物件価格の上昇(株式相場の高騰)でも当たれば、
大きく加速できる。
そうでなければゼロからスタートした大家が今、メガ大家になったりはできないものだ。

私のような片手間戸建投資家ですら、
1億円を超えている。
夫婦で同じことが出来れば2億円である。

子供が居ても可能だ。

やるかやらないか、
続けるか続けられないか。

それだけの差に過ぎない。
桐谷さん75歳の5億円はまさにローマは1日にしてならず、
市場の追い風を受けたこともあろうし、
優待投資というスタイルのプラス面もあるだろう。

日本人全員が平等に同じチャンスがあったのだ。
いやもっと大きくゲインした投資家も山ほどいる。

言い訳をしないで、今からやったらいい。
今日が一番若いのだから。

でも無理は禁物だ。
大家スタートの際は是非詳しい人に聞こう。
間違っても不動産屋に聞いてはいけない。
床屋に髪を切った方がいいかどうか聞くようなものだ。

頑張ろう。

つづく