コロナ禍只中の四連休
コロナ問題なかりせば。
東京五輪真っ最中であったこの連休。
世界の感染拡大は留まるところを知らず、
当然来年に延期された東京五輪を誰もできるとは思っちゃいない。
当の選手たちでさえ、できると思っている人はおるまい。
だって、それを前提に準備している話が全然聞こえてこない。
そんな「スポーツの日」を含めた4連休は例によって引きこもっていた。
長男はSAPIXで毎日6時間程夏期講習を受けており、
家に帰っても勉強以外はしていない。
まさに引きこもっていた。
下の息子二人は騒がしいので二階に追放して、
AMAZONプライムビデオを見て楽しく過ごしていた。
しかし、テレビを見ていたら、結構な数の人間が国内旅行に出かけている。
どこへも連れて行かないのは子供がかわいそうという親
「子供を連休中に遊びに連れて行かないのはかわいそう」
— SAT@勤め人大家 (@KunimasaS) July 26, 2020
という話を耳にした
安月給の生涯労働者のお前らのような
子供として産まれ、
同じような人生を歩む選択肢しか
教えられないことが、
子供にとって一番の不幸
沖縄にいってもディズニーに行っても
子供は成長なんかしない
ちっとも可哀そうなんかじゃぁないな!
もっとも親として情けないのは、
子供がやりたいことを支援してあげられないこと。
力がないことだと思っている。
確かに親の無能さという逆境をはね返して成功していく人は多い。
しかしながら、
大学までアルバイトや奨学金の借金を負うことなく卒業させる。
このレベルの経済力を持っていなければならない。
私の親は田舎の貧乏勤め人であったが、
その点はしっかりやっていた。
3人ともちゃんと高校の上の段階まで卒業させて社会に送り出した。
非常に立派なことだと思う。
大学に行きたいけど親の経済力を心配して高校卒業して働かざるを得ない。
そんな状況が最も親として恥ずべき状態だ。
クダラナイ旅行やレジャーで散財している連中は十分な財産を用意できているのだろうか?
万が一息子が私立大学医学部に進学したいという場合のおそれはないのだろうか?
かわいそうなのはそう思っている「親」なのだ。
果たして子供は本当に沖縄やディズニーに行きたいのだろうか?
そもそも沖縄やディズニーの存在を教えた誰かがいるだろうし、
それはおそらく親だ。
親自身が行きたいのである。
もしくは、
子供を沖縄やディズニーに連れていくことができる「私」
親としてちゃんとやっている。
そう思いたいだけ。
子供に本当に教えるべきことがないから、
「消費」による快楽を与えて満足しているのである。
小さなうちは好きなように遊ぶ、小学校に入ったら適度な運動と読書、そして中学受験
我が家はこれで行く。
中学受験が終わったら、大学受験である。
大学の間には「サウザーラジオ」を全て10回聞くこと。
そして本を読みまくること。
自分を養ってくれる商品を作りはじめること。
このような王道を子供達には叩き込みたいと思う。
無論女修行も同時に進める。
30歳までには経済的な独立性を勝ち取ってほしい。
をはり