ゆく年くる年

日々雑感

2023年は本当に素晴らしい1年だった

私の暗黒期は2015年に始まり、2023年で終わった。
8年間の苦しい日々だった。
今思うとこの8年は停滞し続けた時間だった。

この8年での苦境がなければ、
私は今頃、専業大家として悠々自適だったかもしれない。
なんとなく8年間を振り返ってみると、
記憶から消えているような、意識の欠損のようなものを感じる。
具体的には何かとは言えないのだが、
この8年は私の人生、いや、SATという一個体の魂にとって
必要な修練の時間だったのだと思う。

その苦しみに満ちた8年は自分ではどうしようもない8年だったのだが、
2023年に完全に解決したのである。
(解決したというか、より大きな問題によって吸収されたというか)

とにかくだ。

人生が大きく好転するきっかけになる1年だったと思う。
私はこの転換点たる1年に何をしたかというと、
「戦線を大幅に縮小した」
これだ。

大きな荷物が1つ役割を終えて去っていったのだが、
私は新しい荷物を背負いこむことはしなかった。
今、すでに持っているものを見直し、
更に不要なモノを捨てる、いびつな形のまま放置していたモノを治す作業をした。
(個人名義のままにしていた貸家の底地など)

不思議なことに、捨てたくても捨てられないものや、
曲がったまま置いていた問題をまっすぐに置きなおすことで、
収入が爆上がりした。

妻の相続も今年になって落ち着いて、
妻の法人は2億円を借りられる決算書になった。
(妻は借金をしたくないらしいので借りないが)

私もカードローンを完済、解約。
純資産が1億円を軽く突破した。
無関係と思われる問題を解決すると思わぬ改善が起こる。

あたしいことを始めるよりも、すでに持っているモノを整理するのがいいかもしれん。
特にだ。

ブラック企業で消耗しているなら、
年収が下がってもホワイト企業に転職した方がいい。
独立起業なんて馬鹿なことはせぬことだ。
まずはリラックスできる日常を手に入れるのがいい。

勤め人卒業可能状態が確立した2023年

諸問題を処理したことで、世帯年収が5,000万円を突破した。
勤め人をやめても月100万円CFである。
2018年当時は聖丁ラジオを聞いて、私の勤め人卒業熱がピークになったのだが、
結局達成してみて、聖丁の日常を拝聴してみると、
自分も中小企業経営をしたいとは思えず、
かといって、インフルエンサー専業大家の日常を見ても、
羨望感が掻き立てられないことが分かった。

確かに奥さんが育児ノイローゼになったり、
自分が病気をしたりすれば、人生観が変わるのだろうが、
私の妻は強いので、30過ぎて結婚して3人も男子を生むという、
皇室に嫁がせるべきような超高性能嫁なのだ。

戦国時代だったら、15歳から40歳までの25年で15人くらい子供を作ったかもしれん。
前田利家公の正室である「おまつ殿」並みのハイスペだ。

その優秀なる妻のおかげで勤め人に対するアレルギーが私には形成されない。
アホな命令を出す上司もいない。
適正な指示である。
パワハラも皆無になり(昔はすこしあった)、
待遇も良好。
そういう意味でほかの勤め人卒業系の専業大家さんと、
私は少々事情が異なる。

おそらく私と同じ状況であれば、
相当数の専業大家さんは勤め人を卒業しないと思う。

そんな次第で、勤め人卒業可能になった2023年に、
私は勤め人を続ける選択をしたのである。
世界中を旅行して、セミナーに参加して、キャバクラへ行っても楽しくはない。
旅行する休暇は取れるし、セミナーには参加したいとも思わない。
キャバクラにはもう何回も行った。

欲しかったものを買ってみたら案外すぐに飽きたみたいなものかもしれん。

2024年をいかなる1年とするか

計画というものはだ。

立てるのだが、案外予定外のことが発生して、
思い通りにはならぬもの。

それでも計画は立てる。
来年の計画は粛々と勤め人をやるということだ。

現在5つのファンドの運用をやっている。
これをキッチリ仕上げる。
大体税金が入っているファンドというものは損をすることに対する嫌悪感が少ない。
私は自分のカネも人のカネも同じように扱うべきだと思っている。
自分のカネを雑に扱うヤツは、
人のカネをもっと雑に扱うものだ。

税金の正しい運用ってやつをしっかり教えてやらねばならない。
また、投資先企業の皆様にも、カネの扱いかたをしっかり教育する必要がある。
この仕事をキッチリやることは社会貢献そのものだ。

情弱をだまして金融商品を売るような商売とは違う。

さらにである。

大家業をしっかり拡大する。
これもやる。
しかし、アパートはやらない。
安い築古戸建をしっかりリフォームして、
適正なプライスで貸す。
これを1件、2件、できれば3件ほどできたら良い。

しっかり勤め、しっかり大家する。
思えばこの8年、雑な運営をしてきたものだ。
3年ほどかけて、基本に立ち返りたい。

あとは教育だが、長男高1、次男小5、三男小4である。
まだまだコイツらには教育をしてやらないといかん。
放っておくと学校やら、バカな大人、女に洗脳を入れられてしまう。
正しい資本主義、カネと女に対する価値観が形成されるよう、
彼らの言動には目を光らせておかねばならん。

私ももう40を半ばであるのだから、
合理的に考えれば、遺伝子の拡散は息子どもに任せた方がいい。
私と妻の子たちなので、どう考えても
将来の日本国民たるにふさわしい遺伝子を持っている。
強靭な生殖能力、ストレス耐性、貧困耐久力。
しっかり育てて、100年後は子孫が200人くらいに増えてほしいものだ。
私はそれを目を細めて天国から眺めたい。

相変わらずしょうもないことを書いて申し訳ない。
ここまで読む人はいないだろうが。
ありがとう。

をはり