2025年12月22日(月)

日々雑感

勤め先の社長はあまり人を見る目がない。
リーダーシップがあり、
頭脳も極めて明晰である。

それだけに残念である。
ただ、これで人材を見抜く目があったら
新卒で入社した銀行の頭取になっていただろう。

日本を代表する企業のトップってヤツは、
それほど心技体智が完璧に揃っているのだろう。
勤め先の社長程の人物でも、
転職を決意してしまう局面があったわけだ。

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天才ならぬ私の生き方は既に20代で決めてある。
私は「判断する」ことにかけては間違えることが少ない。
その時の判断は今も正しかった。
と、確信している。

20代で東大に落ちた時点で「俺はそこまで頭は良くない」
と、頭をよぎった。
それは司法試験に卒業2年目まで合格しなかったことで確信に変わる。
20代でゴリラ営業会社に6ヶ月居て、営業力がないことも確信した。
リーダーシップやチームプレイが苦手なことは
小中学校で野球部に居てよくわかっていた。

勤め人+副業、勤め人では出世競争に巻き込まれると
20~30代・・・数字を出し続けつつ、社内外との良好な関係性を構築
40代・・・数字を管理しつつ、人材を管理しなければならない。
50代・・・役員同士で社長争い

あれですよ。
TV局、総合商社、メガバンク、大手証券会社などで
出世競争をするならその価値はあるかもしれないが、
(個人的にはそれすら怪しい)
ここまで税金、社会保険料の徴収がキツくなると、
勤め人1本戦略が割に合わない人生になる。

当然私は新卒カードを捨ててしまったので、
ショボイ企業にしか入れなかったので、
逆に早めに、勤め人+副業の道に進むことができた。
大家業のスタートは2007年11月だが、
副業それ自体のスタートは2006年だ。
(勤め人×2つのダブルワーク)

今、勤め人の稼ぎと、それ以外の稼ぎが丁度並んでいる状態だ。
なぜか妻の稼ぎも真横に並んで並走しているのだが。
勝手にレースに参戦してきた。

金額を言うのはナマナマしいので言うべきではないのだが、
決算書的に言うと案外ナマナマしくない。
3事業連結での売上高としては5,600万円
営業利益だと4,000万円
ただ、税引き前CFだと2,500万円。
各種節税を施して、税引き後CF1,800万円
いや十分ナマナマしい数字か。

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さて、

円安の話だが、
1ドルが160円、170円で大変だと言うじゃないか?
そもそもドルは日本円とは比較にならないインフレが直撃していたのである。

スーパーで売っているステーキ肉が1万円くらいするらしいじゃないか。
いやいやいや。

今1万円が100ドルだとしようじゃないか?
ドルが強いっていうからドルを買ってさ。

3年後予想通り1万円が50ドルになったとしよう。
でもさ、ドルがインフレになってて、
ドルベースの物価が3倍になっていたらよ?
どれは投資としては失敗なんじゃないかと思う。

その時は円に戻して円で投資すればいいという話になるのかもしれない。
日本のインフレ率は低いからまあそうかもしれん。

と、そこまで考えて投資するのは、もう頭がいい人に任せた方がいい。
というか、為替はどこまで行っても投機だからやめろ!
アメリカの不動産を買うというのも、
為替が一回介在するから、投機的要素が含まれる。
やめた方がいい。

自分が生活する通貨で運用するのがいい。
生活のための運用なのだから、
生活する通貨で稼げばいい。
為替なんてギャンブルに関与する必要はない。
為替が必要なのは輸出入業者と海外旅行だけでいい。

をはり