2025年9月12日(金)

日々雑感

本日の法人口座の残高が14,000円のSATです。
おはようございます。

SAT債の償還は今月も50万以上あるのに、
この状態でどうするんだ?
お前もみんなで大家さんか?
という批判もあるとは思うのだが、
まあ、一応大丈夫なように資金繰りは組んでいる。

9月末には200万円の運転資金が入る。
とは言え、11月には法人税の中間納税で100万円支払うし、
まあ、資金繰りが忙しいんだ、俺は。

何度も言うが、理由は「買いすぎ」だ。
投資のし過ぎである。
黒字倒産のお手本みたいなことをやっている。

まあそれで18年やってきたわけで、
逆に言えば、そのせいでいつまでたっても
給与依存から抜けられなかった。
更に言えば、そのおかげで勤め人にもパワーを出せて、
年収も上がったと言う側面がないわけではない。

全ては私の性格が具現化したものだ。

BSもPLも健全、しかしCFだけがボロボロである。
決算書と言えばBS、PLだ。
そもそもキャッシュフロー計算書は決算書にはデフォルトで添付されていない。
しかし、
BS、PLがボッロボロであっても、
キャッシュフローさえ回っていれば、
会社は死なない。

私の勤め人の仕事は経営不振企業の再生なのだが、
これが本当に何十年も赤字で債務超過数十億って会社があるが、
金融機関が元本返済を止めたり、
コストを抑えたりして頑張っている。
これが本当に倒産しないのである。

人体みたいなもので、
身体は何とか死なないように頑張る。
糖尿病ってヤツは糖の取り過ぎなのだが、
身体は死なないように、
肉体が余計な栄養を食べないように、
視力を奪い、足の毛細血管を詰まらせて壊死させて、
食べ物を食べないようにさせている。

という説がある。

実は重要なのはBSでもPLでもない。
キャッシュフローなのだ。
生存にはキャッシュフローを最優先である。

ま、そうは言っても、
BS、PLが健全で、キャッシュポジションをしっかり高く維持しておけば、
考える必要もないのもまた、キャッシュフローである。

資本家成りを果たした人は、まさに呼吸をするのに
意識を向けないのと同じように、
キャシュフローの監視にはそれほど関心を払っていない。

私が異常なのであって、
長期の借入をどんどん返済して、新規借入をどんどん短期化させるという
狂った経営をしていたのが問題なのだ。

昔から私はそういうところがある。
勉強も短期に詰め込みをやってみたり、
運動も短期で結果を出そうと無理をしたり。
である。

まあ、人生46年もやっていても、学ばない。
生まれ持っての性格を改善するのは時間がかかるのだ。

と言う訳で、
私も大家歴18年になって、やっと資金繰りってヤツをちゃんと整えようとしている。
個人200万、法人300万を資金の底(12日前後)でもキープするという、
当たり前のことをやろうと思った次第だ。

この資金プールを借入で賄うことができるのは、
やはりPLがしっかり立っていることが前提だ。
毎月資金が減少していくのでは話にならん。
そして借入ができると言うのは、
BSが健全なこと。これもまた前提である。

結局BS、PL、CF。
この3点全部大事なのだ。

社会人が、仕事、家庭、健康のバランスを取って、
全部うまくやるのと同じこと。
どれも大事で、密接に関連しており、どれか1つを欠いても
全部が崩壊する。

一点突破をするにも、だ。
一点突破の主砲を支える土台がしっかりしていなければ、
砲弾を発射することができない。

2025年の第4四半期はひたすらキャッシュポジションの安定にささげることにする。
1月になると、賞与も支給されるから、安定度が増すのだが、
毎年ここで調子に乗って新規投資をやってしまってきた。

2026年はせいぜい1件程度の投資に抑えて、
短期の借入を減らす。
減らすと言っても、約定弁済を払っていくだけで完済になっていくローンが多い。
ま、巡航速度ってヤツだ。

をはり