中国地方のとある政令指定都市で、イベントに参加。
前日夜には取引先と飲み会である。
会費まで当方負担で、移動も当方負担だ。
まあ、接待だな、接待。
非常に疲れた。
何が疲れるってな、
俺はこの地方都市の仕事だけをやっているわけじゃないってことだ。
これが何より疲れる。
東北地方の案件も別に
私が中国地方にいる間に待ってくれるわけじゃない。
動くし、トラブルも起きる。
電話も鳴るし、メールも着弾するのである。
出張中にこれに対応するためにだな、
新幹線の席を立って、デッキに出て対応して、
通路側に座っている人に、すみません言いながら
通って、また電話が鳴る。
またすみません言ってデッキに出て、
電話対応して、トイレに入っている間にまた電話である。
排尿音を避けて折り返し電話をして席に戻ると、
通路側に座ってる人は寝ている。
通れへんがな。
まあ、そんなこんなで疲れる。
席に座ってPCをカタカタカタカタやるのも、
文字通り肩身が狭い。
確かに俺の年収は合算すれば国会議員並なんだがな、
彼らはグリーン車で移動しやがるんだ。
俺にはその権利は与えられていない。
残念だが。
そんな給料をもらっているのだから、
我慢すべきとは思うのだが、
これが割に合うのか?
という質問が、常に自分の中をぐるぐるめぐっている。
国会議員なみの給料と言っても、
勤め人だけの年収では半分以下だ。
同じような待遇で働けると思う方が間違いだ。
45歳にもなって、新幹線の普通席でPCをオープンして、
デッキに出て電話して、席に戻ってメール対応である。
どうでもいいんだが、東北と関西と中国地方の担当というのは
かなりシンドイ。
まあ東北は俺が交通整理して処理を進めたから楽になっただけなのだが…。
それは後日の日々雑感にて記す。
をはり
2025年7月11日(金)
