2025年5月29日(木)

日々雑感

出席日数ギリギリで進学するマンの長男であるが、
私が買い与えたスマホをゲームをやっていただろう。
怒って画面を叩き割った。

そうして3か月経過して、
自分のカネでスマホを買うから、
私に貸しているカネを返して欲しいと言う。

我が家では息子達から私がカネを借りた形にして、
それに金利を払い、それを小遣いとしているのだが、
それを全額引き出すと言うのである。

残念ながら長男には金持ちになれる天性の素養はないようだ。
まあ、この点に関しては私も後天的に身に着けたので、
失望する必要はないと思っている。

その証拠に私は大学生の時に、
金利が5%以上ついていた定期預金を解約して遊ぶ金に使ってしまった。
まあ、若いとは愚かなことである。

それもあるが、情けないのが、
怒りに任せて物を破壊するという行為である。
これは自分でカネを出していないことから、
痛みとして感じられないのであろう。
壁も殴って穴をあけるし、まあ、どうしようもない。
これを教育するには、
自立させるしかない。
つまり経済的に自立させることだ。

自分が苦労して稼いだカネから弁済をさせる。
これがないと理解できないのだと思う。
私も貧困・辛酸を舐めてから気づいたのである。

息子が今、愚かだからと言って嘆く必要はない。
私もかつては愚かだったのだ。
問題はどう接するか?
である。
スマホを殴り壊すような行為をした息子に無条件で新しいスマホを買い与えてよいか?
当然ダメだ。
自分の小遣いで買うと言うのは非常にいいと思う。
私との取引を解消することで、小遣いもなくなる。

後日カネをせびってくるだろうが、
これは拒否する。
そうやって、カネとの付き合い方を学ばせるしかない。

時には、与えないこと。が
最善の教育を与えることになり得る。

をはり