バレンタインデーである。
エンゲル係数が1981年並みに高まる(つまり貧困化)日本で
バレンタインも何もあったもんじゃない。
まさに「ギブミーチョコレート」であろう。
国家によって意図的に貧困化させられるという
実証実験が成功している。
ま、そんな中でも俺と家族は豊かに暮らす。
それは絶対だ。
さて、
3月末、2件の投資は順調だ。
何より、売主の不動産会社がまだオーナーになってないんだ。
買ってすぐに私に売るらしい。
それはもちろん構わんのだが、
こういうケースではサンタメ取引なのかなと思ったが、
そうはしないらしい。
よくわからんけど。
私は投資目線に合う物件を買わせて頂けるなら
一向に構わんよ。
売主の不動産会社は家賃2年分程度の粗利が取れるなら、
即売却する方針のようだ。
私の場合には10年、20年、いや永遠に保有する覚悟でやっているから、
時間軸が違う。
不動産売買差益に労働力を集中投下している不動産会社と、
あくまでもメインは家賃収入と給料であり労働力は勤め人に投下している私。
同じ不動産を扱っていても、見ている景色が全く違うのである。
3人の息子全員を雇って拡大していくのが理想ではあるが、
3人が全員私の近くで暮らしたいと思うかは怪しいもので、
その配偶者「も」ともなると、その可能性はさらに低い。
1人も後継者候補がいない。
ということも大いにあり得る。
実際、私の兄弟も、私の妻兄弟も両方3人家族であるが、
誰一人として親と同じビジネスをして同じ場所で暮らそうとはしなかった。
規模が小さいという理由もあるだろうし、
親との関係性がそこまでよくないという理由もある。
規模がデカければデカいで、
無能な馬鹿息子は、普通の勤め人もできずに、
親の会社のほうが楽だ。
というしょうもない理由で入社したりする懸念もある。
挙句、相続争いや後継者争いで、土台である家業が傾くという事例も
枚挙にいとまがない。
一度は勤め人世界の厳しさというヤツを味わってもらった方が良い。
他人に使われるという気分を味わった方が良いのだ。
まあ、賢いヤツなら1年で十分だし、馬鹿でも3年やればわかる。
その上で一人に集約して相続させる。
その方法をこの場で書かない程には、
私も賢くなった。
今この時点で必要なことは子供との関係を良好にしておくことだろう。
それは子供に隷属することではない。
尊敬を受けられれば大変に結構なことだが、
それは難しい。
尊敬するしないは、子供が決めることである。
私も父親に関しては感謝しているが、
別に尊敬まではしていない。
自分がしていないものを、子供に求めるのは無理と言うものだ。
何というか初代ってヤツはつくづく割に合わない。
ゼロから出発して、資産形成をして、どうにかこうにか
次世代に承継する。
次世代はその苦労を知らずにのうのうと築かれた城にドッカリと
座るのである。
まあ、うらやましい。
うらやましくもあるが、初代の成功プロセス自体は、
それ自体が自由で、楽しいものでもある。
徳川家250年の歴史で、
最も輝いているのは誰か?
語る必要は、ない。
をはり
2025年2月14日(金)
