2025年11月29日(土)

考え方

11月も終わりだ。
相変わらず勤め人の方では腹が立つことばかりだ。
まあ、いつ辞めてもいいのに、
いつまでも辞めない判断をしているのは私だ。
誰のせいでもない。

勤め人ってのは面白い商売で、
65歳まで労働する権利を有しているのだが、
退職しますと言ったその瞬間、その権利がなくなる。

若くて安い労働力は、
猛烈な引き留め攻勢に遭うが、
中年以降の高額の労働力は
「どうぞどうぞ」
「オツカレサーシタ!」
と、大歓迎で追放される。

勤め先の上司も、露骨にイヤミを言ってくる。
ま、アレですよ。

こうこうコトだ。
まあ、その可哀想な上司も、二流大学を一年浪人して入学。
二流銀行に入社して、そこで馴染めず異動、自分の能力を信じて転職。
さほど成果も出せずに勤め先に転職してきたようなキャリアである。

私といい勝負である(笑)。

全員に好かれるなんて芸当は出来ないし、
自分を曲げてまで好かれたいとも思わない。
好かれるよう振舞うことも出来るが、さすがにこの齢になると面倒さが勝つ。
指名解雇でもやってくれれば、録音して大騒ぎしてやろうと狙っているのだが、
なかなかボロを出さない。
勤め先はなかなかコンプラ意識が高いようだ。

他の部署の上司は露骨な指名解雇をやったようだから、
まあ、「人」次第かもしれん。

とは言え、今年、2025年は記念すべき年である。
それは勤め先の給料を、
それ以外のビジネスが上回った。
(満室家賃という条件付だが)

本当に申し訳ないけど、勤め人ビジネスはもうやる気がない。
これは撤退すべき事業である。
労働時間としては1日8時間労働するとしたら、
大家業は1時間程度だ。
もう採算が全然違う。

指示されたことはやるが、それ以上は勘弁してほしい。
確かに1億、2億の粗利を稼げば、
勤め先は賞与で報いてくれる会社だ。
これは大いにありがたいことで、こんなにいい待遇をしてくれる企業も少ない。
それでも、やりたいとは思えない。
社長には世話になったが、新経営層は別に世話になっていない。
陰湿なイジメ(笑)をされた相手のために、
何かしてやろうと思うだろうか?

これは無理だ。

まさに反面教師とすべき事案だ。
他人(家族でもそう)に対して悪意を向ければ、
当然他人はその悪意を察知する。
悪意を返してくる相手もいれば、
警戒して距離を置く人、去る人もいるだろう。
私もこんなことを他者にしないように気を付けないといけない。
気を付けても、無自覚にやってしまうことすら、ある。
厳重に注意せねばならない。

バカからも学ぶことはあるものだ。

をはり