やられないこと

私はいわゆる一流大学を卒業しています。
しかしながら一流大学を卒業することと、社会で成功することは
イコールではありません。

実際不動産投資の世界では私より若く、大学に行っていない人が
より多くの家賃収入、キャッシュフローを得ているケースがたくさんあります。
学歴があることはアドバンデージになるとしたら、
一瞬のみ。

就職して、高く安定した給与が得られる会社に入り、
たくさん融資が受けられる「属性」を手に入れられること。
ですね。

しかしながら、いわゆる一流サラリーマンの結構な数が、
いわゆるシェアハウス詐欺スキームにハマり、
再起不能な財務状況に叩き落されている状況を見れば
けしてアドバンデージだけではない。
両刃(もろは)の剣になることが示されました。

何が言いたいかというと、
負けないことが大事だと言いたいのです。

私も昔はそうでしたが、高学歴がゆえに
質問ができない。
マニュアルにないことを判断できない。

一流企業にいるからこそ、
相手をハメにかかるような人間と付き合いがなく、ヤラれる。
という危険があります。
逆に中途半端な知識で不動産業界という魑魅魍魎の世界に
足を踏み入れなければ普通にエリートサラリーマンで
安泰かもしれません。

まずはやられないことが大事です。
私のように善意でブログを書くような人に相談をするとか、
本を100冊は読んでみるとか、
まずは500万、ネット利回り8%、都心の中古区分から始めるとか。
あえて日本財託の(高いけど 心の声)、しっかり回る物件から始めるとか。

そういう石橋をたたいて始めるべきだと思います。
私も元々は社交的ではない、女性と話もできない、そういう内向的な人間で、
スポーツもできないし、モテもしないので
唯一勉強だけで相手に勝利してなんとか小さなプライドを守ってきたような
小人(しょうじん)です。
口八丁手八丁の不動産業界を渡り歩く敏腕営業マンにかかったらコロっと
やられるタイプです。

たまたま、債権回収のような比較的ハードな業界に入り、
先輩に恵まれて、女子大の前でナンパをするような教育を受けたので
なんとか社会人として普通になってきましたが、
無難に大学を出て、一流企業に入っていたら、
私もかぼちゃの馬車を買っていたかもしれません。
断れないタイプですし!

話がだいぶ逸れましたが、
慎重に行くことも忘れてはいけません。
不動産は普通な物件を買っても負けることはありません。
負けなければ次があります。
しかし、バッサリ切られると次もありません。

負けないよう、小さな一歩を踏み出しましょう。