2025年11月24日(月)

日々雑感

連休だ。
3連休。

別に自分がそうだというつもりはないのだが、
エリート勤め人の
40代後半くらいからの給与は高い。

不当に高いとまでは言わないが、
ヘタな自営業では絶対に追いつけないような水準の金額に達する。

有能な自営業者ならば、
20代、30代から1,000万円~2,000万円を稼いで、
エリート勤め人と肩を並べることができるし、
60歳以降も健康であれば稼ぎ続けることができる。

また、大企業がリストラするのも40代後半以降が中心だ。
それはとりもなおさず、40代後半から定年前くらいが、
もっとも企業としてはコスパが悪い社員ということになる。

逆に言えば、勤め人として最も効率が良いのは、40代後半から60歳まで。
ということになる。

独立自営になるのであれば、40代前半まで!
若しくは60歳以降。
これが正解ということになろう。

勤め人は40代後半~60歳までは黄金タイムというわけだ。
逆にそれ以前は搾取されているという理解もできる。
22歳から42歳までの前半戦
42歳以降の後半戦、後半戦のために前半戦を犠牲にするようなものだ。

さて、

つまり、だ。

40代中盤から独立自営するというのが、
もっともアホな戦法だと言うことになる。
特に40代中盤から、それまでのキャリア()を棒に振って、
まったく畑違いの分野で自営業をやる。
これが最悪だ。

40代中盤になって、脱サラして、内装・リフォーム業として自営業者になる。
もっともダメだ。
成功率(成功率とは年収UPと定義した場合)が最も低いだろう。

特にエリート勤め人の40代というのは、年収が1,500万を超えてくる。
毎月100万近い手残りが出る程の金額だ。
これを独立自営でやろうとしたら、
利益率30%の商売であれば、年商では3,000万円売らなければならない。
粗利ではないぞ、営業利益だ。
これを未経験の分野でできるほど、
日本の資本主義は甘くない。

40代も半ばを過ぎるまで勤め人をやっちまったら。
もう60歳まで走り切るのが最大効率なのだ。
年収500万、600万の貧乏勤め人ならば事情は違うが、
エリート程、勤め人が抜けられない。

何しろ、年収1500万、2,000万を投げ捨てて、
仕事をやめてしまうというのは、
資本主義的には、誤った行為なのだ。
間違ったことをやるのは、難しい。
特にエリート程、計算高いから、なおさら、だ。

私を含めた、40代以降の勤め人が卒業を正当化できるのは、
しからば、どのような状況であれば、良いか?

2つしかない。

1つ、40代以降の高給を捨てても問題ないほどのビジネスを持っている。
むしろそのビジネスに注力する方が稼げる。

これが1つ目

もう1つは、高給を捨てる程の価値が高いものを得るため。
それは過労でこれ以上働いたらストレスで死ぬ。とか、
病気、子供のため。色々あるだろうが、
それを守るためならば命さえ、惜しいと思わんっ!!!!
そんな価値を持てるかどうかだ。

私の場合にはハイブリッドだ。
40歳以降の高給に引けを取らないビジネスを既に持っている。
一方で、今以上のストレスは御免こうむりたい。
ここから先のストレスは間違いなく、健康寿命を削ってくる。

タイミングは人それぞれだが、
40代以降で、高給であればあるほど、勤め人卒業は難しい。

ただ、40歳~60歳ってのは、
ベンチャー的に起業するラストチャンスでもある。
上場益「数億」と言うチャンスは、
ここで打席に立たなければ死ぬまでない。
それを棒に振って勤め人をやってあげてるんだし、
教育やら、親の介護で最もカネがかかる時期でもある。

その程度の給与額で高給あつかいして、恩を着せられても困る。
独立起業して役員報酬5,000万という可能性を投げ捨てているのだよこっちも。
(知らんけど)

つづく