中国地方に出張してきた。
天才上司からシニアの上司に変えてもらい、
仕事も勤め先のメインストリームから外れた。
とは言え、だ。
PCでカタカタやる仕事から、
より中年らしい仕事に変わった。
つまりは、「中間管理職」である。
ただ、私に部下は一人もいないので、
外部取引先と上司の板挟みになる中間管理職である。
外部取引先が上げてくる情報を整理して、
勤め先の上司の判断を仰ぐ。
何と言うか40代も半ばを過ぎて、
しょうもないことをやっているとは思うが、
あれだ、日本人が長寿化するにしたがって、
65歳までみんなでワークシェアリングしているようなものだ。
65歳まで上司は上司として居座らねばならん。
中間管理職も中間管理職として初老までやらねばならない。
勤め人とは有象無象であり、多数派であり、
マスであり、兵隊である。
給料で生かされる以上は大きな流れからは逃れられない。
逃れるというより、加齢により無価値になったら、
追い出されるという方が正解であるが。
さて。
「脱・税理士ちゃんねる」
というYoutubeを見て勉強()しているのだが、
これは非常に面白い。
キャッシュフロー経営の重要性を再認識できる。
知っていたつもりだが、あえて、第三者から指摘されると
認識を新たにすることができるのだ。
つまり、資産の増加はキャッシュの減少。
負債の増加はキャッシュの増加。
資産を減らせ、負債を増やせ。
というのが新鮮だった。
大家業みたいな商売をメインにすると、
どうしても資産がデカくなることはいいことだ。
という思考回路になりがちである。
無論、資産は大きくていいのだが、
現預金を減らしすぎるのは最悪だ。
資産は負債で買う。
現金は温存するべきだ。
映像と音声、つまり動画で見ると、
テキストを読んで理解するのとは一味違った、深い理解が得られる。
恥ずかしながら、キャッシュを重視する経営には今頃気づいてしまった。
全く持ってハズカシイ。
SAT家の確認に書き加えるべきテーマだ。
キャッシュイズキング、
資産を減らせ、負債を増やせ。
なんちゅーか、税理士とか、Youtuberとか
そういう業種はそれでいいけど、
大家業はちょっとアレンジが必要な気もする。
をはり
2025年10月9日(木)
