勤め先の給与はそこそこ高い。
基本的にこの収入だけで生活できるし、子供3人、普通に育てられるし、
妻も労働に従事する必要はない。
天才上司君の仲間に女上司がいるが、
彼女は共働きである。
何故かと言えば、都心に住んでいるからである。
恐らく家賃は40万円くらいだと思う。
普通の勤め人の月給の手取り位かかっている。
アホクサイ。
別に都心に住まないとやってられないような難しい仕事をしているわけでもないのだし、
夫婦どちらかの実家が近いわけでもない。
勤務先に近いのはいいことだが、
固定費をそこまでぶち上げてまで住むことはないと思うのだが‥‥。
会社の近くに住むと言う忠誠心の表現であり、
自分が会社の中枢であるという自覚であり、
私は港区に住んでいるという見栄。
複雑な感情が倒錯した結果、こんなことをしてしまう。
私がこんなに一生懸命やっているのに!
という、平社員であればいいのだが、
上司になったら真っ先に捨てなければいけない感情をあらわにして、
実際に1人クビにしている。
まあ鬼ババアってヤツだろう。
子供がかわいそうである。
夫も仏様か何かだと思う。
人間の器では受け止められない。
案外家族には優しかったりするのだろうか。
どうでもいいけど。
さて、天才上司君と女上司は仲良しである。
お互い支えあっている。
二人そろって私の悪行を社長にチクり、
解雇に追い込もうとしてくる。
幸い社長がマトモなので残してもらっているが、
まあ、私の勤め人人生も先は長くねぇな。
と思わされる。
そんな扱いを受けたら、
一生懸命働く気なんて起きない。
起きるわけがないだろう。
いや、一生懸命働く気持ちは起きるね。
そう、自分のビジネスをな。
という訳で本日は、
融資審査の書類揃えである。
行徳1,380万円で2戸の連棟テラスハウスである。
これはいずれ土地として戸建業者に卸されることになるのだろう。
20年後か、30年後か分からないが。
土地値は安く見ても1㎡当たり30万円はしそうだ。
ただし持ち分が52/79だから65.8%
30万円×173㎡×65.8%=3,415万円
タッカー!!!!
しかし地形が悪いので2,500万円かもしれない。
3戸イチの連棟テラスで、
2戸一括売却である。
恐らく残りの1戸の所有者は偏屈者なのだろう。
不動産屋であれば、
コイツに売る。若しくはコイツから買う。
という話をしないわけがない。
したけど、ダメだから長期保有の投資家にぶん投げる。
という基本動作である。
私はそれを拾って、持ち続ける。
これでいい。
私が宅建を取らない理由もこれだ。
私の性格上業免なんか取ってしまったら、
独立したくなるだろうし、
売買仲介をやりたくなるし、転売もやりたくなるに決まっている。
トンカチを持っている人は見るものすべてが釘(くぎ)に見える。
というヤツだ。
トンカチは持たない方が良い。
トンカチを持ち歩いていると、同じくトンカチを持っている人から、
ライバル視される。
ライバルには売らないのだ。
私は買い専門でいい。
俺は不動産屋になるために東京に来たわけじゃねえ。
金持ちになりに来たんだ。
その手段は法律から勤め人には変わったが、
不動産屋じゃねえ。
という訳で勤め人も非常に忙しいが、
暫く物件購入で、現地視察やら、役所からの書類集めやらで忙しくなる。
トラストは非常に書類が細かいのである。
金利は4%だろうが5%だろうが、
大した問題ではない。
資産管理会社の純利益が大きくなってきたので、
少し償却資産が欲しい。
手数料も払っておきたい。
(あ、これ仲介手数料ゼロだわ)
購入は1年休むと言っていたその1月に物件購入とは私も朝令暮改である。
まあフルローンで買えないなら見送りだが。
連棟テラスにそもそもトラストは融資したっけ?…。
まあ聞くだけ聞いてみよう。
つづく
2025年2月2日(日)
