20代30代の死因(保険の見直し)

落とし穴

20代30代の死因を見てみよう

厚生労働省が発表している死因ランキング
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/suii09/deth8.html
20歳~39歳までの死亡原因(平成21年調査)
なんだか分かりますか?

答えは『自殺』です。
なんと、自分から死を選ばない限り、ほとんど死なないと言っても過言ではありありません。特に20代の死因は2位も『不慮の事故』。
相当死にません。
宝くじに当たる可能性よりは高いですが、まず死にません。

自殺と事故に備えて生命保険に入るというのはバカバカしい気がします。
殆んど死なないリスクに備える保険。
そもそも加入しなくてもいいのでは?
と、考える人も多いと思います。

そもそも生命保険の必要額は幾らなのか?

死亡時に貰える生命保険がいくらであればいいのか?
そこから逆算して考えるのがベストです。

しかし、大前提として
貯金が3億円あれば生命保険に入る必要はありません。
死んでしまってもその3億円の預金を崩しながら
遺族は生活できます。
即ち、貯金で回避できるリスクは生命保険でカバーする必要はない。
よってい生命保険に入るべき金額は「貯金では間に合わない範囲」となる。

仮に私の場合にはどうか?
子供の養育費3,000万円×3人。
こんなもんではないでしょうか?
妻は私の保険金で生活するのではなく、自分で働けばいいと思います。
遺族年金的なものもあるでしょうからゼロでOK。

せいぜい1,000万円の一時金でよろしいかと思います。
よって1億円程度で事足りるはずです。

しかし。私の1号物件のマンションのローンが団体信用生命保険で完済されるので、毎月手取り9万円の家賃が入ってくることを踏まえれば、9万円×15年分見るとすれば1,350万円減額可能でしょうし、そもそもマンションを売却するとすれば手取り2,500万円は必要額から引いてもいいでしょう。
よっていきなり必要額は7,500万円に減りました。

さらに毎月の不動産CFが60万円ありますから、この20年分も引かせてもらいます。一番下の子が大学を卒業するまでの20年、引きますよー。

720万円×20年=14,400万円
即ち7,500万円ー14,400万円でマイナス。

「フリーザ おやおや」の画像検索結果

保険が不要という結論に至ってしまいましたねドドリアさん。
そもそも私の今の純資産額は7,000万円ありますから、
これに団体信用生命保険が発動すると純資産が1億円に迫ります。

つまり1億円程度の死亡保険見合いの資産形成は出来ているというわけで、
これ以上保険に加入する必要はありません。

最も必要な時期は若くて子供がいる時点である

要するに子供が3人いて、1歳2歳3歳、おとうちゃんが25歳でまだ安月給。
このケースが一番死亡保険金が高額である必要があります。
1年2年と生き残ることができれば必要額は次第に減少していきます。

教育が終わった55歳のお父さんには死亡保険金は殆んど必要ありません。
そんなお父さんに1億円(月々の保険料6万円)の生命保険を掛けたりしたら、
奥様に変なインセンティブが発生してしまいます。
絶対にやめましょう。

40歳で小さな子供がいて、貯金を含めた資産形成が全くできていない。
こんな場合が最悪のケースとなります。
「そもそもお前人生で何してきたんじゃ」
という話だと思いますが、有得るケースです。

この場合には保険料も高いし、必要な死亡時の保険金も一番高いというダブルパンチに見舞われます。
もちろん独身者であれば葬儀代100万円も貯金しておけば後は遺族や知り合いがうまいこと処理してくれる筈です。

家賃収入があれば医療保険もほとんど要らない

入院時の給料の補填とか、差額ベッド代とか、入院治療費とか
これも保険でカバーする必要はありません。
貯金でカバーすれば良いのです。
貯金でカバーできない範囲は保険でカバーすればいいと思いますが、
その必要額はかなり低い。
なぜなら日本には医療保険制度があるので、
3割負担の費用で治療可能です。
さらに家賃収入があったりしたら、お釣りがくるほどの余裕があることでしょう。

保険料を払う余裕があったらせっせと貯金に励みましょう。
貯金だけで物足りなければ不動産を買いましょう。

そもそも、自分が働けなくなることで収入が絶たれることが怖いのであれば、
ストレートに
「自分が働けなくても収入が途切れない方法を実践する」
これで良いと思います。

結婚は遅く、資産形成を先にするメリット

特に男性の場合には40歳までに資産形成を終わらせて、十分なアセットを積んでしまえば、そもそも保険自体不要です。

若いうちはそもそも残すべき資産はないので、
思う存分リスクを取って資産を形成する。
その後40歳で純資産1億~2億程度に「純」資産が増えたら結婚する。
仮にそこで死んでも遺族は1億~2億の純資産があるので、
保険も加入不要。

これが最も良いライフプランニングですね。
女性側にとってもそもそも40歳で2億程度の純資産を形成できる相手というわけで、将来どうなるかわからない20代の若造と結婚して苦労する必要もありません。
まさに若い女性は40代で仕上がった男を狙うのが鉄板だということ。
え?そんな男はいない?

知るかそんなこと!

をはり