今年は3月に1件買って以降
全く投資をしていません。
滞納があったり、
取り壊しがあったり、
色んな出費もありました。
それでも昨年末に8,400万円あって、
今年3月に1,000万円借りたのに、
10月18日現在の借入金総額は8,300万円です。
ピーク時9,300万円まで増加していたのですが、
着々とこの半年で1,000万円ほど返済しました。
毎月ローンを返済していくと、残高がみるみると減っていきます。
キャッシュは確かに流出しますが、
ただコストとして流出しているわけではなく、
借入元金の返済としてキャッシュが出て行っているだけですから、純資産が増加していくのです。
1件物件を買えば、借入金がドンと増えるし、
購入に伴う諸経費がガツンと出ていきます。
私は2011年から毎年1件以上必ず投資してきたので、
休むことなく現金が貯まったら投資をしてきました。
それが今年は現金を返済に回したり、
諸費用や借入が起きない借入金の返済に回してきたので
借入金がみるみる減っていきます。
また、知り合いに貸していたお金も返済が進んでおり、
さらに新規投資ではなく、株に資金を回しています。
当然借入金の比率が下がっていきます。
そんなわけで現在の私のBSは
総資産が164百万円で、借入金83百万円ですから
自己資本比率は49%まで改善しました。
半分以上が自己資金という状況こそ安心感を得られる最低水準だという気がしています。
投資家の中には自己資本比率10%~20%でも投資に踏み切るツワモノもいます。
1億円の物件を自己資金2,000万円で投資したら、
諸費用等で1,000万円はなくなるので、
頭金1,000万円、借入9,000万円と言うような薄い純資産での投資になってしまいますね…。
私はこの状態は怖いので最低でも30%以上欲しいですし、
一旦買ったら50%近くまで自己資本比率を引き上げ置かないと安心できません。
この辺の感覚は人それぞれだと思いますが、
なるべく純資産は手厚く、現預金は多く持っておくのが鉄則です。
銀行からよく見えるというのは副次的な効果です。
なぜ銀行が現預金が多いこと、純資産が多いことをプラス評価するのかをよく理解して、銀行のためではなく、それが結局自分のためになっているのだということを理解できれば盤石だと思います。