日経平均は1,000円の下げでスタート
新年度が始まった。
コロナウィルスの影響が先を見通せない展開が続く中、
株式市場は乱高下を繰り返している。
いつが買い時なのか!????
いつが売り時なのか!????
そんなことを悩んでいる方も多いかと思います。
今日は下げたので、買い場だったのか?
それとも今後下がるので売り場だったのか?
いつだって買い場である
私はいつだって買い場で、売り場は原則としてない。
いつまでも持ち続けたいと思う不動産、株式しか買わないからである。
ただ、不幸にして強制出口を迎える不動産・株式もあった。
全焼した11号物件であったり、
倒産した武富士の株である。
荻窪のワンルームは高値電話あ売ったものの、やはり後悔は残る。
無理に売り急ぐ必要はなかった。
打っていなければ5万円×36カ月の180万円が入ってきていた。
スルガ銀行カードローン(1,000万円)を一括完済できたのは嬉しいが、
ボチボチ返済しても良かったのである。
安定的に稼いでいるアセットを売るのは、
非合理的な価格に到達した時だけ。
これを肝に銘じたい。
売買を繰り返して稼ごうとしない
買って、稼ぎ続けるのが王道である。
売買で稼ごうとすると日々の値動きを追っている、
私達にとって最も大切な「時間」を奪われてしまう。
私達にはもっと見るべきものがある。
愛する家族であったり、新たな投資機会であったり。
値動きなど追っても意味がない。
割安なものを買って、持ち続けるのだ。
JTは間違ったかもしれない
私はJTを配当率に目がくらんで買ってしまったが、
私が本来投資すべき銘柄ではないものを買ってしまった。
理由はPERも割高(10倍以上)、PBRも割高(1倍以上)だからである。
本来の投資指標に乗らない銘柄だが、配当率が良いからと買ってしまった。
無論、配当では当面追いつけない含み損を抱えている。
(2020年4月1日終値時点で172,000円の含み損)
これは利回り6%で96万円分買ったので、配当金3年以上の含み損だ。
今は三菱商事やMUFJ銀行と言った大型割安株をきちんと積み立てて買って行こうという、真っ当な思考に戻ってきた。
大いに反省したい。
やはり株は主砲にはなりえない
分かっていることだが、
株式は資産形成には向かない。
なぜならば遅いからだ。
売買差益で稼げない投資家は配当で稼ぐしかないが、
株式はレバレッジを掛けて買い、ホールドすることができない。
仮に10億円、1%の金利で借りることができて、
MUFJ銀行株(配当5%)を10億円分買うとする。
そうすれば配当金年5,000万円、利息年間1,000万円の差額、4,000万円を稼げる。
そして元本弁済を2,000万円×50年で認めてもらえれば、
寝てても年収2,000万円という皮算用が成りたつ。
しかし、銀行は1%で株式投資の資金を貸してはくれないし、
返済に50年も猶予してくれることはない。
現実的には生涯年収2億円分株を買ってやっとこさ、年1,000万円の配当。
つまり一生働いてやっと届く程度なのだ。
おまけに生涯年収には生活費も教育費も含まれている。
どだい株式で勤め人卒業など100%無理なのだ。
しかし不動産であれば3億円を2%で調達して、10%の利回りの物件を買い、
年収3,000万円、金利600万、元本弁済20年で1,500万円ずつ、
残りの900万円から運営コスト20%を払って差額の720万円が利益。
こんな取引を3回やれば年収2,160万円という皮算用になる。
やはり不動産の方が勤め人卒業までの絵を書きやすいと言える。
早くやり過ぎてもいけない。ゆっくり確実に移こう!
レバレッジを掛けて、
一気に突き進むやり方も確かにある。
でも、自己資本比率を50%程度にしながら、
確実に資産形成した方が安全だ。
50%の確率で10年で成功するよりも、
90%の確率で20年かけるつもりで、成功する方法もある。
私は勤め人+アルファという保険をかけまくり、
石橋を叩きながら渡る。
15号物件のようにたまにつまづくことはあるが(笑)、
それでも1歩1歩の歩幅が狭いから、
大きな転倒はしない。
1歩目と15歩目は失敗投資だったが、
他の13歩が成功したので、大けがはしていない。
また、そもそも歩くだけじゃなくてサラリーマンという杖も使っている。
最近は株式の積み立ても始めたし、
法人化もして、転ばない保険をかけまくっている。
まあ皆さん、今回の買い場がダメでも次がある。
コツコツ行こうじゃないですか。
急いで勤め人卒業しても、卒業生はたいしたことやってないから大丈夫!
(うらやましいけどね!)
つづく