私が法人を作った理由と経緯

法人の話

2016年6月1日株式会社SAT設立

記念すべき日である。
私が法人を設立し、法人1期目の1日がスタートした日である。

2016年6月、今を遡ること7年前、私は36歳であった。
所有戸数は10戸程度に増えた時期だったと思う。

今思うと、遅い。
大家をスタートしたのが2008年、妻名義で買った都心区分マンションだった。
法人設立までに8年を要している。
この理由は今から考えてみれば明らかである。

それは私が東京で、現金勝負をしてきたからである。
地方でスタートしていれば、もっと早かったであろう。
が、それは今回の話とは関係ないので割愛する。

当然法人設立は早いほうがいい。
私は36歳で給与は1,000万円を超えていた。
しかし、節税の必要性を全く感じていなかった。
なぜか?

それはとんでもない節税をしていたからである。
ほぼ脱税だ。

私の確定申告はこうだ(当時)
給与所得 1,000万円
不動産所得 500万円
所得1500万円、納税額は500万円程度にはなる。

しかし私は、
給与所得 1000万円
不動産所得 ▲1000万円
所得ゼロ、所得税還付300万円

こんなことをやっていたのだ。
恥ずかしながら、26歳からずっとやっていたのだ。

だから節税の必要性など全く感じていなかった。
本来納付すべき税金200~300万円を一切払わなかった。
長男は共働きで育てたので本来保育園料金が月7~8万円もかかるところだったが
所得ゼロなので、保育料はゼロであった。

くれぐれも注意を喚起するが、
真似してはいけない。
なぜならば、200%税務調査が入るからだ。

私も税務調査が入り、
過去5年に遡って、700万円を追徴納付した。
その結果、普通に税金を払うことを決意し、
結果、法人を設立しないとわりに合わん!
ということになったのである。

普通の皆さんは、最初から法人を設立して不動産を買い進めてほしい。
私は頭がいかれているので、逮捕でもされないのであれば、
やれるところまでやってみる。
という性格であるから、このような蛮行を行った。
一回痛い目を見てもいないのに、
正直にやるというのはバカだと思っていた。
若気の至りというやつだ。

2015年に税務調査を受け、税理士なんて使っていなかったので、
そのまま言われるがままに納税した。
そしてすぐに法人設立に動いたのである。

法人の作り方「ググる」

作り方は私がわざわざ説明するまでもない。
インターネットで一発である。

法人設立なんてものは、
行政書士が競争しあっており、
労働力の原価まで競争が進んでいるシロモノだ。
その証拠に弁護士がこのマーケットに入ってきていない。
下級法律家が口を糊するためにやっているような商売なのだ。

私は大体の相場感覚を身に着けてから
(1社30万程度)、
設立から、個人名義の不動産を法人に移す(所得の移転)。
そのまま税理士として依頼できるような事務所を探した。

事務所は自宅から勤務先の間にある税理士事務所を探した。
通勤定期の範囲内で行くことができる利便性を重視した。
その税理士事務所で今も法人の決算処理、税務申告を依頼している。

売上がない段階で、
税理士を依頼するのは非常にキツイ。
1件目は個人名義で不動産を買ってもいいだろうが、
「大家業で拡大していく」
と、決意したのであれば、2件目以降は法人名義で購入していくのが望ましい。

ここで言いたいことは、
法人設立なんてものはノウハウもクソもない。
ググって設立するだけである。

大事なこと

私が法人を作った理由と経緯はこんなものである。
そもそも脱税まがいの節税でずっと走れるのであれば、
今でも個人事業でやっていた。

しかし、サラリーマンが源泉徴収された所得税というものを
還付して不動産に再投資することは、
国家は容認しない。
税務署が100%やってきて、回収していく。
「2度とすんなよコラ!」
直接こういわれたわけではないが、
似たようなニュアンスの言葉を紳士的に言って去っていった。

私はその5年後また同じことをするわけだが。

さて、
そのような面倒なことをする必要はない。
普通に2件目からは法人を作って、そこで売り上げを作って、
経費を法人にツケて可処分所得を増やすもよし。
そんなことはせずに、利益を出して銀行から融資を引きまくるもよし。

とにかく、すべての収入を補足されるサラリーマンという生き方から、
法人を持って、経費で処理するという感覚を作ることを始めないといけない。

サラリーマンは65歳で強制解雇で、それから衰える肉体と精神を抱えながら、
自分で自分を養っていかねばならんのである。
その時にあわてて法人を作ったとしても、
売り上げなんて1円も作れないだろう。
アタマと身体が動くうちに、一生自分を食わしてくれる法人は作っておいたほうがいい。

特に勤め人とビジネスを並走させる人は猶更である。
勤め人とビジネスの収入を合算すると、
所得税率は簡単に40%を超える。
こんな税率を抱えて走るのは不可能だ。

まず法人を作る。
そこから始めよう。

つづく