日経平均31,000円割

株式投資

私は2024年12月に手仕舞いしているが

2025年4月、トランプ関税によって株価が不安定になっている。
しかしだな。
自由貿易は別に義務ではない。

今までアメリカが買う一方で貿易赤字を垂れ流して来たが、
アメリカからしてみれば、そんな不均衡を受け入れる義務はない。
日本だって、関税自主権を回復するために、
日露戦争で勝利することが必要だったではないか?

関税自主権は、国家の主権にかかわる問題であり、
トランプを批判するのはスジ違いである。
日本としては「ああ、そうですか」というしかない。
別に日本だって関税自主権があるのだから、
国家にとって良いと思ったら、関税を設定したらいいのである。

何言ってんだ?って話である。
アメリカの株価が下がるのは意味が分からない。
アメリカが輸入できなくなったら、アメリカ国内の企業が生産、販売することになる。
アメリカ国内の製造業がパワフルに回復していくだろう。
全く心配ない。

まあ日本企業は打撃を受けるだろう。
間違いない。
その意味で、アメリカ株は下げ過ぎ、買いである。
日本株はもっと下がる。待ちである。

ただ、私の自己資金は400万しかない(笑)。
こんな金額で荒れた相場に飛び込んでも仕方がない。
株式投資は不参加だ。

5月の決算書を持って銀行回り

そうなのである。
私は2025年5月の決算書を持って銀行回りをするのである。
その時のためにキャッシュは温存しなければならん。

何より5月決算では過去最高益を出すから、
法人税もしっかり納付しなければならぬのである。
ここで株を買ったら、金融リテラシーを疑われてしまう。
グッと我慢して株式投資は不参加にせねばならない。

そもそもだな。
現金は400万円しか持っていない。
そのうち200万円は納税に使われる。
現金200万円しか持っていないのである。
かなりお寒い状態である。

銀行も貸しにくいと思ふ。
株も何もあったもんじゃない。

もう少し返済を我慢してキャッシュポジションを上げないといかんな。

まあキャッシュ不足は時間が解決するとして、
とにかくLFアセット(旧:三井住友トラストLF)のリファイナンスだ。
これを事業性融資で借換ができるかどうか。
ここが1丁目1番地である。

仮にLFアセットのリファイナンスが不可であってもだな。
納税資金を借りるという作戦で行く。
法人税の納付期限は決算確定から2ヶ月だ。
俺の法人では、
5月締めで7月末までの2ヶ月ということになる。

この期間、2ヶ月の納税資金を借りるところから始めてもいい。
200万のプロパー融資ではさすがに銀行も面倒くさがるが止むを得ん。
取引実績を作るところからである。

株式投資に逃げてはいけない

何というか、株と不動産には超えられない壁がある。
それは「ビジネスの当事者であるか否か」である。

株式とは、会社の所有権であるが、
株式会社の目的は「所有と経営の分離」であり、
特に上場企業の場合にはこれは厳格に分離されている。
株主は経営権を持たず、経営者に委任される。
委任して経営した結果の業績、配当を受け入れるしかない。
さらに、個人投資家なんてものは、経営者を選抜することもできん。

まあ政治家を選ぶ選挙みたいなもんで、
自分が選べるわけじゃなく、何万分の1の決定権という概念があるだけである。

一方で不動産の場合には、
自分が経営者になる必要がある。
取引先との折衝、価格交渉、問題解決。
これに労働力を投下しないといけない。

ある意味究極の「未公開株投資」である。
それは法人を作るとか作らないと言う技術的な話ではない。
個人事業で不動産をやるにしても、
俺=商売である。
俺に、信用と責任がおっかぶさってくる。
ここから逃げてはいけないし、
ここから逃げるが故の株式投資になりがちである。

ただ、私も歳を取ったので、
誰もが皆、経営者になれる器があるとは思えない。
年収1,000万を超えてくるまで勤め人を続けられたならば、
敢えて経営者側に行かずに、
労働者側で定年まで頑張ってもいいだろう。
そうやって割安な家、割安な車、質素な生活をしつつ、
証券への投資をするというのもいいと思う。
悪い選択ではないし、
私も新卒で一流企業に入っていればその選択もあり得たと思う。

せっかくいい会社に入ったのにワンルーム業者の
低偏差値の勤め人にハメられて、
借金しょい込んで苦労することはない。

をはり