1週間の夏期休暇を取得した
1週間まるまる休みの夏期休暇であった。
この長期休暇ってヤツだが、
勤め人卒業の予行演習である。
今回は実家への帰省に3泊4日を消費したのだが、
岩手の実家ってヤツも、初日と2日目は懐かしさやら、いい思い出が想起されるのだが、
3日目の夜になると、実家(田舎)の嫌な部分が目についてくる。
マズかったのが、プライバシーがないことだ。
私は個室がないとやってられない性格だ。
人と同じ空間にいるだけでストレスを感じるのである。
これは田舎の間取りである、全部平面で、「ふすま」的なもので仕切られている空間は
嫌なのだ。
むしろ自動車の社内に一人でいた方がマシである。
私には隔絶された個室空間が必要である。
それが確保できなかったので、毎回嫌になるのだろうと思う。
オヤジやら親戚が死んで長期滞在をすることになったら、
ホテルがある都市部に宿泊して自動車で通勤した方がいい。
岩手の田舎が嫌だった理由
中学を出て、一人暮らし(下宿)を開始したのだが、
これは間違いなく実家が嫌だったからである。
とにかく9人家族という空間が嫌だった。
まず姑(祖母)がとにかく悪人だった。
どのくらい悪人かと言うと、
母親をイジメて家から追い出すくらいである。
さらに父親も母親一人にはしておけないというので、家を出て、
隙あらば曾祖母も追い出そうとしていた。
さらに末っ子の知恵遅れの叔父が同居していたのだが、
これを甘やかすものだから、
末っ子の叔父が「俺が家督を承継する」とか言い出して、
それを祖母が応援。
祖母の実家の支持を取り付けるも、
祖父方の実家やら周囲からは猛反発を受ける。
その叔父に後継者が要るというので、
嫁を探すも、当然日本人では見つからず、中国人の嫁を探して来たが、
さすが中国人は利に聡い、こいつはダメだ!と判断されて、誰も嫁に来ない。
そんな祖母を筆頭にとにかく家族仲が悪い。
諸悪の根源は2世代、3世代同居にあると思うし、
個室がないこと。これも大いに問題だ。
さらに人間関係が濃い。
町中全員知人みたいなもので、
嫌いな人間とは関係を持たない。と言うのは、なかなか難しい。
私は気が合う人とだけ、浅く付き合いたい。
気が合う人とでも深く付き合うと疲れる。
広く、浅い付き合いがお好みである。
これは田舎では不可能だ。
仮に私が千葉の郊外に移住するとしても、
人口1万人以下の町は無理だ。
岩手の田舎が嫌いな理由はこれだ。
岩手でも、盛岡程度まで都市化されていれば大丈夫だ。
SRCのマンションが建たない場所では私は生きられん。
今日から勤め人再開だ
長期休暇で、勤め人卒業後の予行演習をしたと言ったが、
この予行演習で毎回思うことは、
「家にいてもダラダラするだけ」
という点である。
そして、「だったら勤め人をやっていた方がいいな」
と、毎回結論づけていたのだが、
今回はもう少し思考を深くした。
仮に勤め人に戻れない。
その状況であれば「だったら勤め人をやっていた方がいい」
という方向には進まない(進めない)。
その時俺は何をするのか?
ということである。
その日は必ずやってくるわけで(60歳、定年)、
その前に死ぬ可能性もあるが、現状から推測するに、60歳にはなれるだろう。
ただ、60歳になってから、起業ってのは遅きに失している気がするんだ。
もう46歳にもなったので、そろそろ起業するなら起業すべきだと思う。
だが、しない。
ただな。
今高給を捨てて、事業を始めて、今の勤め人の高給まで法人から取れる状況まで持っていくのは「かなり厳しい」と、言わざるを得ない。
現状であと10年勤め人+大家を回せば、おそらく資産は今の倍になる。
(実際、36歳から46歳までの10年で資産は3倍近くに膨らんでいる)
そうなったら、大家業だけで今の勤め人の倍の給与(つまり今の勤め人+大家業の収入レベル)を維持できる。
ゼロから収入のアイデアを作るよりも、現状の勤め人を引っ張れるだけ引っ張った方が楽だ。という結論に達した。
私は、老いたのか?
そんなショボイことを言ってないで起業だ!
という意見もあるだろうし、
私も20代なら私のことを挑戦しないクソオジだと、断罪していたかもしれない。
挑戦して起業しないなんて!
しかし、私は確かに老いたのかもしれないが、
言い換えれば老獪(ろうかい)になったのである。
ただ給与にしがみついている勤め人であれば、
20代の私の批判も当たるだろうが、
私は既に19室の貸家を所有し、比較的高い勤め人の給与を超える、
収益性をたたき出す法人にしているのである。
守りに入っている?
「誰にいってんだ?あ?」
という話だ。
SATさんだぞ。

東大を出ても、ブラック労働だけで40代を迎える人もいる中で、
底辺大企業から這い上がりつつ、
氷河期世代としてダブルワーク、大家業を並走させてここまで来た俺に対して
「守りに入っている」「挑戦しない」
などとは言わせない。
むしろ、勤め人収入を超える事業収益を持ちながら、
勤め人を辞めない俺は根性がある。
私の上位互換は、赤井誠先生や芦沢晃先生。
そして世の中に名前を出していない数多くの勤め人と大家を並走させている人たちである。
ただな、これらの皆さんはもう氷山の一角も良いところで、
私も含めて、収入上位1%の層である。
上位1%の集団も、数で言ったら100万だ。
いや100万はいないかもしれんから、
上位0.1%のの集団であろう。
それでも10万か、もっと低いかもしれん。
まあそれでも数万の中にいると、自分がまだまだ…。と、思ってしまうものだ。
しかし、そのさらに上に行って、勝負をするのは地獄である。
森拓郎さんや、聖丁と言った天才的な経営センスをもっている2人が
撤退した「飲食店経営」という事業がある。
彼らをもってしても成功できない。
まさにレッドオーシャンである。
勤め人と、ビジネスの中でも最も難易度が低いと思われる「大家業」
(そして都市部での大家業は、アウトソーシングのインフラ、賃貸需要両面から考えて最もイージーである)
ここで多少成功したからと言って、
ホイホイ起業の方向に進んで、上場を目指したり、100億企業を目指すのは、
「上昇志向バカ」である。
私も比較的運動も勉強もできたが、
運動では陸上部で東北大会敗退レベルである。
当然インターハイ、世界大会もあるのに、そこまでたどり着けなかった。
勉強でも東大は落ちたし、司法試験も諦めた。
弁護士になってからもその先があるのに、フィールドにすら立てなかった。
勤め人としてもヒラで終わる。
大家としても零細のままであり、新築もやったことないし、SRCも持ったことがない。
その俺が?なぜ?ビジネスの世界に行って勝負するの?
って話だと思うんだ。
最期まで高給の勤め人にしがみつきながら(ただしストレスは適度に制御する)、
大家業を並走させてジワジワ大きくした方がいいに決まってる。
そもそも、私が金融の産廃処理業、債権回収の業務に狙いを定めたのも、
営業という基本中の基本の仕事が嫌だったからである。
営業は経営者なら必須中の必須スキルにも関わらず、だ。
金融業界でも落ちこぼれが集まるところなら、オレでも負けないだろう。
という戦略である。
結局そういう、ウンコを拾わないといけないけど、給料は高い。
まあ、しっかり手を洗えば大丈夫。
みたいな仕事を見つけて、そこに潜り込みながら、
さらに副業をする。そんなコソドロみたいな生き方をするのが私なのだ。
そんなコソドロが「お天道様」の下で真っ当なビジネスやら政治の世界で
成功したいなんて、思ってはいかんのだ。
今のコソドロのような生き方を全うする。
子孫には王道で生きられるヤツも産まれて欲しいもんだが、
まあ、私は、身分不相応な夢など持たず、
コツコツ貸家を増やしながら、一族団結して増殖していく始点になる。
それで御の字だ。
そう思いながら日常を再開した。
をはり