教育費の引き落としがキツイ

相続・教育・次世代

4-7-10-1月に18万円ずつ引き落とすお私立中学

今日は息子(長男)のお私立中学の学費の引き落としを喰らった。
18万円也。

息子はゲームがやりたいからと言って期末試験をサボろうとし、
担任の先生からの電話も無視するほどの大物である。
無論クラス最下位の成績だ。

そんな大物(おおもの)に対してお私立中学のようなカタにハメる教育は向いていないなと、つくづく思う。
多少なりとも受験に促してしまった親の失敗である。

地頭(じあたま)は良いので、
塾での成績もいつも悪かったのに、すんなり合格しているところが困りものだ。
地頭も悪ければ公立に進んでくれただろうに…。

さて、
早慶程度の私立文系であれば、1年必死に勉強をやったら合格するに決まっている。
長男の地頭であれば問題ない。
あまり今の成績が良いとか悪いことを責めても仕方がない。

結局子供の教育などと言うものは親の自己満足であろう。
子供は子供が育ちたいように育つし、そのようにしか育たない。

そう考えると、入学金でガッツリ取られて、
4カ月毎に18万ずつ回収していくお私立中学の学費と言うものは一体なんなのか?
実に苦しい支払である。

これはショバ代だ。

結局私立の学費というものは、
場所代であろうと思う。

息子の進学した中学は、ハンコで押したように有能で、
似たような生徒が揃っている。
おそらくコイツらは
東大に5人、国立の医学部に10人、私立の医学部に20人、
慶應に50人、早稲田に80人くらいの合格実績を出すだろう。
例年そうだからきっとそうだ。

この比較的おりこうな人間とトモダチになったり、
影響を受けるための場所代なのかなと思う。
無論、勉強のレベルも高い。
高校2年の途中で高校までの教育を終えて、
あと1年は大学受験のために時間を確保するらしいから、
それはそれは良い環境だと思う。
その場所代ということで納得するしかない。

義務教育ならタダでおさまるものをこれだけ払うのだから、
過度な期待をしてしまいがちだ。
しかし、まあ期待をしてはいけない。

私も一流と呼ばれる私立大学に4年通ったが、
確かにあの高額な学費に見合った何かが明確にあったか?
と、言われると疑問だ。
でも恐らく見返りは得てきたのだろう。

今の職場にいる人間が皆、自分と同程度の学歴があることが、
きっとその証明だ。

まぁ、甘んじて払うしかない。

今後、次男、三男と控えている。
私としては極力公立に進んで欲しいが、多分そうはならないだろう。

私が人生をすり減らして交換したカネをキレイに使ってくれることは間違いない。

私1人であれば1カ月15万円もあったら、
面白おかしく生きていける。
その20倍も稼がされ、そのうち4割を納税して生きるのだから、
極めてコスパが悪い生き方かもしれない。

愚痴を書こうと思って書き始めたが、
人生、まぁ、こんなもんだなと思って現状を追認する結果になった。
まともな日本人を3人社会に送り出すだけでも、
ロクでもない私の人生には意味が与えられるのかもしれない。

さて、頑張ろう。


つづく