息子らの入学式に対応してきた。

相続・教育・次世代

長男の名門お私立中学入学式、三男の小学校入学式

しばらくブログを休止して、家庭内イベントに精を出してきた。
正直に言うと勤め人の仕事よりも忙しい気がする。

家族写真などを撮影したり、入学にかかる手続を行ったり。
もちろん妻がほとんどの作業を実施するわけだが、
私が全くノータッチでいると具合が悪い。
妻の機嫌が悪化し、最終的には家族崩壊につながる可能性もある。

有給休暇をしっかり取って、重要なイベントには顔を出すことが重要だ。
通学定期を買った際にはまさかの2時間待ちの行列に並ばされた。
地獄のような日々だった。

メスとオスでは子供を作るためのコストが違い過ぎるため、
本能的にメスは子供に入れ込み過ぎる傾向にあると思う。
オスが入れ込まなすぎるのか。
まあ両方だと思うが、メスの熱意と比較してオスの熱意が低いので、
無関心!という誹(そし)りを受けてしまう。

子供に対する愛情がないのではない。
そもそもオスとメスの違いであることを認識して欲しい。
が、ここで言っても仕方ないことだし、
直接言っても結局仕方ないことである。

男は黙って女の機嫌を取るものである。

さて

子供は手間がかからなくなるとカネがかかる

私の不動産CFは大体50万円程度である。
独身であったり、子供なしであれば、
十分に生活できるだけのCFは創出したと言ってよい。

私もそれほど生活コストがかかる人間ではないので、
月20万円もあれば幸せに生きていくことができる。
妻と二人であれば今のまま勤め人を卒業しても何も問題はない。

しかし、
子供が3人もいるとなると別だ。
妻は私が育児が終わるまで勤め人を続けることを希望している。

それは当然子供に教育費をかけるという決意の裏返しである。
私と妻とは遺伝的繋がりはない。
しかし、子供は妻の遺伝子が半分入っている。

私の生命力の結晶。
資本主義における命とは即ちカネであるが、
その生命力の結晶を自分と遺伝的繋がりがある子供に注ぎこもうというわけだ。
遺伝的に繋がりがない私は、
遺伝的に繋がりがある子供へのエサとして扱っているのかもしれない。

カマキリのメスは交尾したらオスを喰ってしまうそうであるが、
少しずつ食われるのか、
一気に全部喰われるのかの違いしかない。
食われて次世代の糧となるしかないのかもしれない。

話がそれた。

そう、私の息子達はまさにカネがかかるステージにどんどん進みつつある。
メシは自分で食えるようになった。(物理的な意味で)
風呂にも自分で入るし、トイレにも勝手に行く。
学校には同行しなくても自動で行くし、帰ってくる。

つい最近まで動くことさえできなかったが、
今では自動的に動く。
留守番をさせれば荷物を受け取ることも可能だ。
まさに手がかからなくなった。

これから次男のSAPIX、三男のSAPIXが始まる。
長男はお私立中学、そのまま高校に進むだろう。
まあ間違いなく大学受験をする。
予備校に通い、1人暮らしをすることだろう。

並行して次男と三男の塾代を払い、
お私立中学の受験へと進んでいく。
毎月20万円程度の教育費がかかる。
さらに入学金やらなにやらとまとまったカネも必要になってくる。

やはり子供は贅沢品であり、十分な金持ちになってからでないと人生を奪われる。

私は比較的救われた。
早期に不動産を初めて、勤め人の稼ぎも税務署様がやってくるほど、ある。

それでも早まったと思う。
もう10年資産形成に注力して結婚を遅らせても問題なかっただろう。
本来資産の拡大に費やされるべきキャッシュフローがかなり、
子供に奪われてしまったと思う。

同じ轍を踏まぬよう、
これからの若者達はくれぐれも、くれぐれも順番を間違えないようにして欲しい。

これは私の遺言である。

つづく