小泉シニアの経済政策
バブル崩壊は
まさにアメリカ政府が主導して日本経済をハードランディングさせた事例である。
その後、ルールを変更して、銀行が不良債権まみれになっているように見える。
そんな政策を進めて、都市銀行を次々と合併させた。
この政策を積極的に推進したのが、小泉政権だ。
この政策のおかげでたくさんの中小企業が倒産した。
私もこの時期に社会人となって、不良債権問題の最終処分場である、
債権回収会社で働いたのである。
私が今こうしていられるのも、
小泉シニアのおかげだ。
小泉、竹中政権の経済政策は資本主義の先鋭化、
小さな政府である。
郵政民営化、公共投資の削減だ。
その末期にリーマンショックが直撃した。
その後日本を破壊し尽くしたので、
小泉シニアは政界をさっさと引退してしまった。
その後の不景気でも、私のキャリアは生きた。
勤務先は倒産してしまったが、
高給の銀行子会社に潜り込むことができた。
その後で、亀井静香氏の金融円滑化という天下の悪法が成立。
(借金取りにとっては悪法だが、経営者にとっては僥倖)
借金をリスケしても、金融機関は潰れない。
金融庁が問題だ!問題だ!と騒がなければ、
あの不良債権問題は問題ですらなかったのであるが、
まあそれは仕方がない。
郵政民営化も今となっては、何が良かったのか分からない。
国営→✕、民営→〇
という思考停止である。
電力も自由化を勧めたら、めちゃくちゃになってしまった。
何でもかんでも民営化したらいいというのは間違いだ。
それに民営化=外資が経営
というアホな流れである。
民主党政権になって、安倍政権が奪還して、
日本は確実に良くなった。
菅→岸田政権で確実に悪くなった。
そして
もう1度、日本を解体してぶっ壊すのが
小泉Jr.である。
個人的には小泉進次郎総理を歓迎する
安倍政権では株も不動産も上がった。
買って、持つだけで資産が膨らんでいく世界である。
私はこの時期が非常に苦手だ。
実際、資産デフレの投資ばかりやってきたので、
全く資産が増えていない。
アホみたいに株を買って、持っているだけの投資家よりも
総資産が少ないのである。
都内のマンションの価格が上昇して
エリート勤め人夫婦の資産が急拡大している。
大したことない積立投資家が、億り人として量産されている。
非常に憂うべき事態だ。
小泉Jr.には再び株価の下落、不動産価値を谷底に突き落として欲しい。
金融機関を締め上げて、延滞している中小企業を潰して欲しい。
金融調整をするような政府機関は全て解散させてしまおう。
官民ファンドなんて税金の無駄遣いも撤廃。
債権者は早い者勝ち、回収したもん勝ちの世界を返して欲しい。
あの時代こそ、私が輝いていた時期なのだ。
今のような、中小企業を守る政権は、
悪魔である私には居づらい環境なのだ。
大多数にとっては素晴らしい安倍政権だったが、
私にとってはチャンスが失われる世界だった。
安倍元総理も何かの力で殺されてしまった。
最早さえぎるものはない。
小泉Jr.、徹底的にやってほしい。
今まで勤め人を辞めずに来たのはこのためだったのかもしれない。
政治に関しては私は何ら希望を持っていない。
ただ、起きたことに対応して対策を打つだけだ。
どうやら小泉Jr.総理は既定路線な気がする。
選挙も勝つだろう。
夫婦別姓もヤルと言っている。
冬の時代。
生き残ろう。
俺はどっちかと言うと冬の方が好きだ。
をはり