次の政権構想に私の居場所はないと言う話
今日は上皇陛下のお誕生日である。
めでたい。
そんなおめでたい日であるが、
私の勤め人として置かれている状況は全く持っておめでたくない。
勤め人も45歳になってくると、
お荷物社員だそうで、
マネジメントをする気がない「オッサン」は用済みらしい。
サントリーの新浪社長が、40歳だか42歳だか、45歳定年説というのを唱えているが、
まあ、私も御多分に漏れず、そのカテゴリーに分類されてしまったようだ。
その事実は否定することはできない。
今までいくら稼いできたかとか、そんなものは関係ない。
勤め人は1年、半期、四半期の成果だけで判断されて、
リセットして判断されるのである。
今更、経営に文句を言うのは、私としても「筋違い」だとわかる。
自ら勤め人大家というルートを選択したのだから、
その選択に伴うデメリットも受け取らなければならない。
いいところ取りはできないものである。
どんな勤め人卒業を果たした人であっても、
何かしら、辞めると決めた理由がある。
それは「家賃収入がデカいから」というモノであろうが、
家賃収入がいくらあっても、必要とされたら、
勤め人を続けたのではなかろうかと思う。
踏み切る理由が「十分な家賃」であったとしても、
理由の1つには「この場所には存在し続ける意味がない」
と、悟ったことがあるはずだ。
勤め先の経営陣(笑)には明らかにそんな意図を感じる。
その意図を隠そうともしない。
堂々と押してくるのだ。
そうしてくるなら北風と太陽の話。
俺は北風に吹き付けられる旅人であろうか
イソップ物語にある、
北風と太陽である。
私の年代というのは、給料は高いくせに、
パフォーマンスが低いのである。
プレイヤー、一般兵卒としては、
当然、独身の若者、共働きで子供がいない若手に比べると、
パフォーマンスが低い。
体力はないし、親の介護やら子供のナントカで
しょっちゅう休んだりする。
健康面も不安で、通院で休むこともシバシバである。
マネジメントとして昇格していかないと、
使えない、使いにくい割に給料だけ高いという問題が生じる。
多くの企業では45歳から55歳くらいまでに
自主的にやめて欲しいから、
早期退職制度による割増退職金という方法で対応する。
(それは裏を返せば、指名解雇はできないことの証明なのだ)
強制的な解雇には法律で殴り返すしかない。
解雇権の濫用である。
まあ、それでも人並みにはやっていると思うのだが、
上司との面談の第一声が、「ミスがありましたね」である。
私は担当案件を全件、期限内に終了させているのだが、
上司が担当している案件は終わっておらず、
勤め先の事業の根幹をリスクにさらしているにも関わらず。
である。
おまけにだな。
私は案件を終了させるに当たって、
営業担当者の致命的なミスを発見したのだが、
それは報告せず、終わらせた。
今更そのミスをあげつらって叩いたところで
誰もハッピーにはならないし、
なにしろ7年前の話だ。
担当者は今は役員様であり、
当時は若手であった。
それを今さら「見つけたり!」
と、騒いだところで意味がないので、
握りつぶして、終了させた。
このミスがなければもう500万円程度儲かっていただろうが、
それはそれとして、墓場に埋めたのである。
それに比べて、私のミスは1円も損をしていない。
(まあ私の労働力がミスの回復に無駄に消費されたという点はあるが)
それをあげつらって、私の評価を下げてくるようなことをする。
まさに私は北風に吹き付けられる旅人である。
恐らく経営が変わったら勤め先は終わる
勤め先はオーナー社長あっての企業である。
何十年、1世紀も続いたビジネスではない。
世襲制の中小企業は大体2代目か3代目で落ち目となって死ぬことが多い。
創業の祖が死んでも生きているパナソニックや京セラみたいに生き残る方が少ない。
勤め先も御多分に漏れず、
創業者の社長が一代で築いた企業である。
その意味で、事業承継のタイミングがまさに瀬戸際であろう。
個人的にはM&Aである程度の企業規模がある先に譲渡するのが、
ビジネスの存続と言う観点からは最善であろうと思う。
逆に最悪なのは、社内での事業承継だ。
恐らく失敗する。
私が社長になるのであれば、おそらく成功するのだろうが。
まあ、そういうことにはならない。
勤め先の社長もあと10年が限界だろうし、
10年も続けるとは思えない。
だから、冷静に考えて
私としては社長が引退するときが引き際だと思っている。
多少、ヨイショでもしてくれたら一生懸命働くが、
干しにかかられると頑張る気持ちも失せるのである。
まあ、干されるのも癪なので、
本気でクビにしにかかってきたら、単に嫌がらせ目的で残留するかもしれない。
それでも今の勤め先の社長には世話になったので、
「SATすまんが辞めてくれ」
と、言われたら、しょうがないから潔く辞める。
義理人情が一番重要だ。
社長に告げ口攻撃やら、
明らかに馬鹿扱いする攻撃。
まあ、質が低い上司である。
私も質が低い攻撃は得意である。
「お前らの学歴はクソだ」と、言えないこともない。
まあそんな事をいう程子供ではないのだが、
ブログでは言ってしまう。
情けないオトナだ。
をはり