勤め人+大家の完成形

法人の話

総括する

勤め人卒業を諦めたワタシだ。
おはようございます。

そもそもである!
「勤め人」という存在の上に、
「勤め人卒業」という概念を置くのが正しいのか?

勤め人を続けようが、
勤め人を卒業しようが、
上も下もない。

年収1,500万円以上稼ぐ勤め人もいれば、
借金に追われるオーナー経営者もいる。
要はBSとPL次第なのである。

ラーメン屋1店舗だけではおそらく私の給与以下の利益しか稼げない。
私もラーメン屋を開業してみたい。
という気持ちもあるが、勝算は低い。

私も40代半ばである。
ここらから丁半博打を仕掛ける年齢ではない。
独身で無資産であればギャンブルに出る手もあるだろうが、
SAT家の資産は4億円、純資産も1億円ある。

何も勝負に出る必要はない。
ここまでキャリア()を積み上げてきた勤め人としての
コネもある。
40代半ばという給与のピークでそれを捨てるとしたらアホである。
私は緩やかに今後減少していくであろう給与に対して、
不動産収益で減少を上回る増収で対抗していくのみ。

労働力販売ビジネスから、
不動産ビジネスに緩やかに転換していけば良い。

勤め人コースで、ある程度成功した人であれば、
それを降りる必要はない。

但し、人生100年時代で、
勤め人一本で戦うのは絶対にダメだ。
22歳から65歳の43年
65歳から100歳までの35年
これほどの長期を生き抜くためには、
「自分の商売」
という発想は絶対に欠かせないのだ。

貸家をまずは1件

私達夫婦が勝った最初の物件は
2号物件である。

2008年投資
730万円、利回り12%、東京都文京区のワンルームマンションだ。
当時妻名義で借りた510万円(金利2%、13年)は当然完済。
今は毎月5万円のキャッシュフローを産みだしている。

最近自宅に投函された「買います!」
というチラシでは、800万円で買うと言う。
東京のド真ん中の物件だ。
たとえ土地の持ち分は1㎡だとしても、
私の1㎡の同意がなければ、
周囲の200㎡も使い物にならぬ。
土地の権利を持つということはそういうことだ。
成田空港建設の嫌がらせのために1坪地主というのがいたと聞く。
不動産を所有するとはそういう意味がある。

話がそれた。

とにかく、勤め人であっても、
必ず自分のビジネスを並走させねばならないと思う。
仮に勤め人を卒業後は農業をする場合でも、
小規模な農地を買い、自給自足を目指して野菜を育てるノウハウを蓄積していこう。

目標とする規模は、
「法人化して、社長「俺」に役員報酬を1,000万円程度支払える水準」
ここである。

つまり利益1,000万円である。
ちなみに私は法人に経費をモリモリしてなんとか利益200万、
実力ベースでは400万円ってところだと思う。
あと600万円は欲しい。
妻の法人を合わせずに単独で1,000万円が目標だ。

一足飛びに1,000万円は無理だ。
1件の貸家からスタートしたい。
ゼロから1件目が一番困難だ。
1億を10億にする100倍難しいと言ってよい。
ゼロイチをしっかり苦労せずに、
相続など、第三者の力であっさりクリアしたら、
後日、確実に苦労することになる。

綿密な計画を立て、しっかり
貯金、労働力投入などで苦労をして1件目を買ってほしい。

給料500万+自分のビジネス500万

28歳で貯金ゼロだった私が目指したのはまずはここだった。
28歳は遅い。
是非若い人は大学入学と同時に計画を立てて実行し始めるくらいでちょうどいい。
私も息子達にはそのように促していこうと思う。

給料で500、自分のビジネスで500、合わせて年収1,000万円。
私は結婚という手段を使って1年で実現してしまったのだが、
妻がすぐに妊娠、出産となって、
結局後で苦労するハメになった。

私もまだ女修行が中途半端だったので、
ここでメンヘラ嫁でも引いていたら、
トンデモないことになっていたと思う。

是非若い男性諸君は、結婚という手段は使わずに、
自力で挑戦してほしい。
並行して女修行(対女性コミュニケーション)を行ってほしい。

私のやり方はベストではない。

頑張ってほしい。

つづく